【あなたの耳は大丈夫?】ピアノの音量って騒音レベル?!よい音楽は健康あってこそ。超簡単なこの方法で大切な耳を守ろう♪
こんにちは!
オーストリア在住ピアニストえりょんです。
今日は ピアノの音量 について
お話したいと思います。
ピアノを長く弾き続ける方にとって、
今日のお話は
大変重要な内容 であると、
私は考えております。
なぜなら、
ピアノの音の大きさはそのまま
耳の消耗に繋がるから。
これはどういうことでしょう?
早速みて参りましょう😉
- 1. 【あなたの耳は大丈夫?】ピアノの音量って騒音レベル?!
- 2. ピアノの音量ってどれくらいあるの?
- 3. 耳(聴力)は消耗する。難聴に注意
- 4. 私が普段、耳を守るためにしている事
- 5. 耳栓を使って練習する
- 6. 【機能性抜群】おすすめの耳栓
- 6.1. 【練習用】Apple AirPods Pro ノイズキャンセイリングイヤホン
- 6.2. ライブ用 音楽用 イヤープロテクター Thunderplugs Powered
- 6.3. CRESCENDO Music クレッシェンド イヤープロテクター
- 6.4. Quietideライブ用耳栓 イヤープラグ
- 7. 【普段用】SHOKZ(旧AfterShokz)骨伝導ワイヤレスイヤホン OpenMove Bluetooth 5.1
- 8. あなたのお耳、どうぞお大切に😌
【あなたの耳は大丈夫?】ピアノの音量って騒音レベル?!
皆さんはピアノの音の大きさについて、
考えたことがありますでしょうか。
「そりゃあるよ〜」
「ピアノの音って大きいよねぇ」
普段何気なく
このピアノの大きな音を、
何年も、何年も
耳に与え続けているような方がいらしたら、
今日この回を是非、
読んでいただけましたらと思います。
なぜなら私たちピアノを弾く人間は、
知らず知らずのうちに
耳を酷使している可能性が大きいのです。
ピアノの音量ってどれくらいあるの?
皆さんは、
ピアノの音量がどれ程のものかご存知ですか?
以下、
ピアノの音量をdb(デジベル)で並べてみましょう。
参考のため、
他の楽器や同じレベルの身近な音も記してみます。
楽器 | 身近な音 | |
80db | 子供の ヴァイオリン | 交通量の多い道路 電車内 |
90db | 低学年ピアノ | 犬の泣き声 カラオケ |
100db | アマチュア ピアノ | 電車通過時ガード下 地下構内 |
110db | プロピアノ | 自動車の クラクション |
120db | オーケストラ 声楽プロ | 新幹線鉄橋通過 |
130db | ロックバンド 生ドラム | 飛行機エンジン音 落雷 |
ピアノの音量って、
犬の泣き声並み・・・
ガード下並み・・・
車のクラクション並み・・・
結構、大きいと思いませんか?
「知ってるよ〜そんな事」
とご存知の方は安心ですが、
「へ〜そうなんだ〜知らなかった」
「思ったより大きいのね」
なんて思われた方は、
このまま読み進めてみましょう☺️
耳(聴力)は消耗する。難聴に注意
大きな音を継続的に聴き続けていると、
耳の奥にある細胞が消耗して
壊れてしまうことがあります。
そうなると時間をかけて
少しずつその細胞の数が減っていき、
次第に耳が聴こえにくくなってしまいます。
これは 騒音性難聴 というものです。
私は、日々の通勤や長時間の練習、
また連続するピアノのレッスンなどで
耳をよく使ったな〜
という日に、
聴覚からくる「疲れ」
を感じることがあります。
音がするだけで不快
衝動的に静寂を強く欲する
視覚など、他の感覚からの情報にも煩わしさを覚える
耳が疲れると、こんな状態になります。
ですので日々の感覚を大事にして、
耳を保護することを心がけています。
私が普段、耳を守るためにしている事
これは「私が」というより、
職業的に耳を使う方なら
している方も多いと思います。
実際私の身近にも、
この方法を使っている方が沢山います。
同業以外の人に話すと
笑われちゃうこともありますが、
私がとても大切にしている方法です。
それはこんな方法😉
耳栓を使って練習する
え〜?
楽器の練習なのに耳栓するの ??
ナンデナンデ ???
と思われても不思議はないと思います。
耳栓なんかしたら、
音がかなり聴こえにくくなりそうですものね。
確かに耳栓をすると、当然
実際聴こえてくる「音量」は小さくなります。
でも、
自分の演奏を
遠くで聴くような感覚を持てる
音ムラがより分かるようになるため、
芯のある音か、
響きのバランスは良いのか、
遠くまで飛ぶ音なのかが分かる
聴覚の使用領域が減る分、
他の感覚が台頭して来るため、
例えば打鍵(触覚)により集中出来る
といった、
自分的にはかなり大きな
メリット
が幾つもあるんです。
粒の揃ったムラのない演奏作り
響きを調整するための練習
ホールで弾くことを想定した練習
これらに大変役立ちます。
さらっと(でもしっかり太字で)
書きましたが、重要な練習方法🤫
普段我々は
聴こえ過ぎているのです。
音量的にも、
習慣的にも、
ピアノの音に慣れ過ぎている。
これは冒頭の表を見れば明らか。
ピアノの音=
犬の泣き声orガード下or車のクラクション
今までとくに何も感じなかった方こそ、
この部分、気に留めていただけましたら幸いです。
最後に私の お耳保護グッズ をご紹介して、
記事を締めくくりたいと思います。
【機能性抜群】おすすめの耳栓
【練習用】Apple AirPods Pro ノイズキャンセイリングイヤホン
アクティヴノイズキャンセリング機能が
ついていて、
ケースから出して耳に装着するだけで
周囲のノイズを大きく軽減してくれます。
これを使うようになってから
大袈裟ではなく世界が変わりました。
レビューやSNSでもそういうコメントが多い。
私も同様に、これまでよりワンランク上の
快適なお耳ライフを過ごさせて頂いております。
私はこのイヤホンを
練習にも使用しています。
とくに弾けるようになるまでの
地道な反復練習にモッテコイ。
弾けるようになって、
音楽をより深めるための練習にも大活用です。
用途は練習以外にも。
外出時は必ず、どこへでも携帯します。
駅や電車の中の騒音は気にならないレベルにまで
軽減してくれるので本当に助かっています。
また最近は、語学の勉強にも最適 だと、
感じています。
それは 主にリスニング のとき。
これで聴くと、
見逃してしまいそうな発音の細かい部分まで
きちんとはっきり、聴き取ることができます。
商品詳細(Amazon)
https://amzn.to/48oz6YK
まずは健康あっての音楽。
お耳
これに値段はつけられませんものね。
とは言えApple製品、高価です・・・😭💸💸💸
ライブ用 音楽用 イヤープロテクター Thunderplugs Powered
商品詳細(Amazon)
https://amzn.to/3T2bjsf
そうは言われても、
「Air Pods Proは高くて出が出ないなぁ」
そんな方に私が以前使用していたこちらをオススメ。
遮音性の高い、段々のヒダのような
フランジタイプの形をした耳栓。
シリコンでできていて、
水洗いで繰り返し使えるのがメリット。
使えば使うほどコストパフォーマンスが高くなります。
ライヴハウス用でもあるので、
高デジベルのピアノ練習にもピッタリです。
同じ価格帯で更に機能性に富んだ製品が
いくつか出ていますので、
「今私が使うなら」を想定して
いくつかご紹介いたしましょう。
CRESCENDO Music クレッシェンド イヤープロテクター
商品詳細(Amazon)
https://amzn.to/48zXtDb
こちらの CRESCENDO イヤープロテクター、
先ほどの私が使っていたサンダープラグス同様
遮音性が高く、−20デジベルおさえてくれます。
同じシリコン製フランジタイプでも、
2種類のプラグ付きでより耳に合わせやすそう。
高性能サウンドフィルターを搭載で、
評価もかなり高いのが安心ですね。
Quietideライブ用耳栓 イヤープラグ
商品詳細(Amazon)
https://amzn.to/3uBvAMO
もし私が今、
このタイプの耳栓を買うならこれかな。
独自開発のSNR23dBフィルター搭載。
音楽の質を落とす事なく、
聴覚にダメージを与えないレベルまで
安全に音量を絞ることが可能。
装着時でも快適なコミュニケーションが可能。
人の呼びかける声、会話、公共機関アナウンス等
必要な音を聴くことが可能。
耳穴に吸い付くようなフィット感で快適なつけ心地。
〜製品紹介より引用〜
・上二つ同様シリコンタイプ
・2種類のプラグ付き、水洗いOK
・購入日より12ヶ月の製品保証
予々評価も高く、常に星4つ以上で安心ですね。
【普段用】SHOKZ(旧AfterShokz)骨伝導ワイヤレスイヤホン OpenMove Bluetooth 5.1
商品詳細(Amazon)
https://amzn.to/4bCKx1X
最後はこちらの骨伝導イヤホン。
皆さんは骨伝導イヤホンを
お使いになられたことがありますか?
こちらは練習以外の普段使いにオススメしたい商品。
何が良いかと言いますと、
鼓膜を使わない(骨の振動で音を聴く)
というところ。
耳を守るという目的にはこれが一番。
騒音性難聴の一番の原因は、
ヘッドホンやイヤホンの使用と
言われています。
気になる使い心地ですが、
私が気に入っている部分は
・聴こえ方は鼓膜を通した時と殆ど変わらない
・頭の中に音が直接広がる感じがする
・しっかり聴こえるのに周囲の音もちゃんと聴こえる
・耳栓で塞がれるときの圧迫感から解放される
・ワイヤレス&さっと首にかけられる
多くの業界人のオススメでもあります。
調律師の私の夫の愛用品でもあります。
夫も私同様、耳が仕事道具。
その程度…耳の保護の必要性は、
もしかしたら私よりシビアかもしれません。
そんな夫によれば、
骨伝導イヤホンのメーカーと言えば、
この「SHOKZ」がイチオシだそうです。
調律師さんの間では結構人気なのでしょうか?
おすすめされてる方、他にもいらっしゃったような…
こちらは新商品の型落ち。
差額は何と半額以下。かなりお買い得ですね。
あなたのお耳、どうぞお大切に😌
如何でしたでしょうか。
イヤホン、
遮音性や使い心地の良さ・好みには
個人差があると思いますが、
今や人が
100年生きる時代になりました。
お耳、今後もピアノを弾き続けるために
当たり前に聴こえている今のうちから
日々感謝し大事にして行こう
記事を書きながら改めて思わせていただきました。
これも読んでくださる皆さんのお陰。
いつもありがとうございます☺️
それでは今日もよい音楽を🍀
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