【ピアノ上達のコツ】ピアノを弾くのに基礎は大事?→勿論大事。では何故?
こんにちは☀
こんばんは☽
ピアノ弾きの姜 愛玲(かん えりょん)です。
今日はピアノを弾くときの基礎についてのお話。
では早速♪
単発のレッスンなどでよく、
「基礎練習はやったほうが良いですか?」
「やるならどんな練習が効果的ですか?」
などと聞かれることがあります。
結論から申しますと、
「基礎は言うまでもなく大事。これからもピアノを弾いて行くのなら、是非今すぐ、今日からでも始めましょう。」
という事です。
ま、当たり前ですね^^
※基礎(キソ)とは:
1.ある物事を成り立たせる大もとの部分。もとい。
2.建造物の荷重を支持し、地盤に伝える最下部の構造物。地形(じぎょう)・土台など。
(コトバンクより引用)
この記事での「基礎」とは、
基礎教材を使った練習という事にさせていただきます。
基礎は大事である
「ハノンつまらない。」
「チェルニーつまらない。」
「曲弾いてる方が楽しい。やりたくない。」
よ~く聞きます。(^-^;
そうですね、
そうだと思います。
というより、
そう思うのも仕方ないと思います。
実は私の敬愛する師でさえも
「ハノンはこの世で一番つまらない指の本」
だと仰います・・・
😨😨😨
ちーん
私はつまらないと思ったこと無いんですけどね~(^.^)
楽しいのに~~~
残念です・・・
基礎が大事な理由(4つ)
①スケール、アルペジオ、和音についてやカデンツ等々、あらゆるパッセージの「型」を学べる。
②曲の形式や進行の「型」を学べる。
③これらの基本的な「型」が解るからこそ、「応用」がよりよく理解できる→弾ける。
④自分の音楽の「幹」が太く育つので、その先の「枝」を豊かに伸ばして行けるようになる。
詳しく説明して行きましょう。
①
これはもう書いた通りですね。
ハノンやチェルニーには、曲を弾くために必要な沢山のパッセージの基本形が詰まっています。天才たちが遺してくれた曲の中に出てくる様々なパッセージの、基本となる形の手の動きや指使い、音の流れや響きを感覚(触覚・聴覚・視覚)的に学ぶことが出来ます。
②
これも①に準じます。
曲の形式や進行にも基本の「型」があり、それを破り続けて来たのが天才たちの作品とも言えますね。天才たちの傑作は当時の音楽理論の「型破り」であることばかりですので、その「型」を破る前の“基本”となるかたちを学ぶことが大切なのです。
③
いきなりですが、
数学で+-×÷を学んでいないのに、連立方程式は解けませんよね?
スポーツでも、5kmを走れない人がフルマラソンを走るのは無謀ですよね?
ほぼ同じことだと思います・・・
④
素晴らしい作品の素晴らしさがより理解出来るようになり、表現・テクニック的にもより感じ・考え、対応していくことが出来るようになります。「型」があるから「型破り」が出来るのです。型が無いままでは、ただの「型なし」になってしまいますね。
♪
とまぁ、ざっとこんな感じです。
♪
③の例えでうまく伝えられていたら
と思うのですが、
ピアノ演奏の基礎に置き換えたとたん、
割と飛ばしちゃう方、いらっしゃるのかも…
という印象です。(´・ω・`)
まぁ、地道な作業ですから
無理もないですよね。
しかし、
今日からでも、少しずつでも、
正しく積み重ねて行く事で
身につくスキルでもあります。基礎^^
何かを始めるのに
「遅い」なんて事は決して無い
と、私は思っておりまして。
というのも、
これまで自分の生徒さんで、
物凄い進歩をされた方たちを
実際に見て来たからかもしれません。
思い立ったが吉日
とは良く言ったものです。
時間は有限です。
もし、きちんとした演奏(この表現どうかな)を
したいと思っておられる方
いらっしゃいましたら…
さぁ、今日からトライしませんか?
基礎練習♪^^
それではよい音楽を♪
最後までお読みいただきありがとうございました。