【ピアノが上手くなるコツ】必見!ゆっくり練習にもやり方があるよ。上手い人がやってる非常に大切な2つの方法お話します😉

こんにちは☀️
こんばんは🌙
そしてお疲れ様です💨
ピアニストの姜 愛玲(かん えりょん)です。

今日のテーマはピアノ練習法を取り上げましょう。

「ゆっくり練習」についてです。

技巧的に難しい曲や、テンポの速い曲を
上手に弾けるようになるために、
ゆっくりと弾く練習は欠かすことが出来ません。

ゆっくりきちんと弾けない曲は
速く弾く事も出来ない

ということで、

当ブログでは過去に
「ゆっくり練習」について取り上げておりますが、
(こちらの記事です↓)

今日はここから更に深堀りして
お話して行きたいと思います。

前記事を噛み砕いて、
更に詳しくやり方をご紹介いたします。

※上の過去記事をお読みにならなくても、
 本記事のみお読みいただければ
 消化できる内容になっております。

それではご覧ください☺️

ゆっくり練習にはやり方があります。

まず、大前提として
これは皆さま当然ご存知かと思いますが、

ただゆっくり弾いてさえいればそれでいい

訳ではありませんよね😅

何事にも「方法」がありますでしょうし、
それはこの ゆっくり練習 においても
例外ではないと思うのです。

そしてもっと言うと、

何のため(目的)の「方法」(手段)なのか

ここから考えつつ ゆっくりの練習 を行う事が、
上達のスピードを大きく左右すると私は考えます。

そういう意味で、今日は皆様に
2つの方法をオススメしたいと思います。

ゆっくり練習

この目的って何?

私自身 数十年ピアノと向き合う中で、
またこれまで生徒さんを指導させていただく中で、

手応えや実感があり、
ご紹介したいと感じる方法です。

2つのやり方をマスターすれば完璧!

実は冒頭にご紹介の前記事では、
これからご紹介する2つの方法のうち
1つだけをご紹介しております。

と申しますより、
本記事と前記事では読者さんの対象 が変わるため、
自然とご紹介する内容が変わった…
と言った方がより正確です。

読者さんの対象 とは、

[冒頭でご紹介の前記事]
ピアノ初心者さんなど、
そもそもゆっくり弾くことの必要性・
その具体的な意味と効果について
初めてお知りになる方
に向けた記事です。

[今日の記事]
演奏することに慣れて来て、
これから更なるレベルアップや上達を目指して
具体的な方法をお知りになりたい方

に向けた記事です。

それでは今日の本題、
2つの方法をご紹介いたします。

この2つの方法をマスターすれば、
ゆっくり練習 についての理解は

完璧!

と言っても良いのでは?
とさえ思います。

とは言え、
何事も言い切ってしまうのは
私のモットーに反しますので、

これくらいに留めさせてくださいませ😉

1️⃣「カチカチタイピング」練習

まず1つ目の方法です。

その名も

「カチカチタイピング練習」

(笑)

このネーミングはごく最近いたしました。

今はスマホの時代。
タイピングと言うワードが
段々使われなくなりつつあり、
ちょっと古いかもしれません😅

ですがちょうど先週辺り、高校生の生徒さんに
「そこ、タイピングの様に
 カチカチ弾く練習して来てね」
とお願いしたところ、すんなり通じたので、
(タイピングって分かる?と
  聞いたら「はい」と😉笑)

今回ブログでも採用させて頂くことといたします😂

「カチカチタイピング練習」

とは、
楽譜に書かれた全ての音を、
一つ残さずはっきりしっかりと弾く練習方法です。

この練習の目的は、

その曲に必要な音を1音たりとも逃さずに
しっかり・正確に打鍵するためにあります。

この練習を行うことで、

安定した打鍵による粒の揃った音

必要な音が全て鳴る事で得られる
その曲に求められている音響的な響き

これらを得る事が出来ます。

それぞれの指が都度
鍵盤の底までしっかり入ること

この感覚を得る事は非常に大切です。
また感覚のみならず、
その時の音響をしっかり耳がキャッチし、
以降常に求め続ける事も同じように大切になります。

※もっと言えば、
 実はこの前…実際に演奏をする前の段階から、
 耳は楽譜に書かれた「音」たち全てを
 欲している必要がある
のですが…
 これは今日のお話とは別のテーマになりますので、
 また改めて取り上げ、
 書かせていただきたいと思います。

ということで、
まずはこの「カチカチタイピング練習」
はじめに取り入れていただきく、ご紹介でした。

2️⃣「ゆっくりでも本番と同じように」練習

それではその次です。

1️⃣の「カチカチタイピング練習」で
必要な全ての音が
しっかり打鍵できる様になりましたら、

今度はそれを 実際の生きた音楽 にして行きます。

1️⃣の練習だけでは、
音それぞれはしっかり鳴ったかもしれませんが、
曲としては ただ音が並んでいるだけ の状態
ですよね。

ここで次の方法の出番です。

その名も

「ゆっくりでも
 本番と同じように練習」

です。

これは、
ゆっくり、しっかりと打鍵できる状態を保ちつつ、
そのテンポのまま
本番同様の曲想と表現を盛り込んで行く
練習方法です。

太字にしたので一目瞭然かとは思いますが、
ここで重要なのは 同じテンポのまま という部分。

曲のあらゆる部分を

顕微鏡で見るようにフォーカスして

一つ一つ細かくしっかりと、音楽にすべく浚う

という練習になります。

※冒頭ご紹介の過去記事は、
 この2️⃣だけをご紹介したかたちです。

実はすでに演奏テクニックが備わっている方は、
実はこの2️⃣だけで練習が足りるという事があります。
1️⃣の方法が必要ない場合も、あるという事ですね。
何とも羨ましい✨

この2種類を、状況に応じて組み合わせて行うことが大切。

如何でしたでしょうか☺️

本日ご紹介いたしました2つの練習方法を

組み合わせたり、
片方を採用したりしながら、

状況に応じて上手く取り入れて練習すること

それが ゆっくり練習 のコツと言えるでしょう。

もし、

「具体的にどんな時にどんなタイミングで?」
 とか、
「どのくらいやればいいの?」
 など、

更なる疑問が出てくるような場合には、
ぜひ一度、
私のレッスンにお越しいただきましたらと思います。

独学では決して出せないスピードで、
ピアノが上達するための
お手伝いをさせていただきたく。

心よりお待ちしております😃

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