【ピアノ練習法】ゆっくり弾く練習の意味とは?ゆっくり弾けない方や、苦手な方へのアドバイス
こんにちは☀️
こんばんは🌛
ピアノの姜 愛玲(かん えりょん)です。
毎日本当に雨が多くて、
ともすると気分まで下向きになりそうな
今日この頃。
私は気候の変化を体に受けすい体質なため
(というより日頃から外界の色々な変化に敏感な体質。音楽家っぽいでしょ😆)
こういう時期の体調管理はより大切です。
そんな中、昨日今日とやっと晴れ模様。
やっぱり気分もスッと明るくスッキリしますね☺️
その気分のまま、
元気いっぱいサクサク過ごしたいと思います。
本日のテーマは
ゆっくり弾く練習
です。
ピアノ ゆっくり弾く練習について
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2020/07/piano-50e0d34342_640.jpg)
皆さんは、ゆっくり弾く練習、なさいますか?
私はします。
結構します。
いえ、欠かせません。
今日のお話はこんな方々にお読みいただければと思います。
- ゆっくり弾く練習の意味が知りたい方
- ゆっくり弾く練習の効果を知りたい方
- 速い曲など、ゆっくりにすると弾けない方
- ゆっくり練習のコツが知りたい方
では参りましょう。
ゆっくり弾く練習の意味
レッスンで先生に
「この部分、ゆっくり練習して来てね」
と言われて、
「何でゆっくり練習するの?」
と思うことのある方、いらっしゃいませんか?
元気で活発なお子さんなんかは、
ゆっくり弾く練習が苦手なことも、ままあります。
だってゆっくり弾くと、
曲の感じ方が変わってしまい、
曲を弾いている感覚も薄れますよね。
ある意味で 練習を”楽しんでいる“方にとっては、
この作業、苦痛に感じる方もいるかもしれません。
ではなぜゆっくり弾くのか。
それはですね、
頭と体が曲を隅々まで理解するため
です。
ゆっくり弾く練習の効果
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2020/07/piano-55e9d0444c_640.jpg)
ゆっくりの練習ができるようになると
頭と体が曲を隅々まで理解出来るようになります。
まずは頭から。
頭は楽譜に書かれた内容
ここではとくに
音符・休符のひとつひとつを
丁寧に逃さずキャッチします。
耳で聴いた音を
脳のメモリーに刻み込んでいくような感じです。
そして体。
体は打鍵すべき音をひとつ残さず
丁寧に弾いて行きます。
このときの動作を体全体に刻み込み、
それを感覚として覚えて行きます。
こうすることで、
曲のどの部分も疎かにせず、
丁寧な演奏が出来るようになります。
テンポの速い曲などをゆっくりにすると弾けなくなってしまう方
いますいます。こういう方。
(昔の自分と、たまにいらっしゃる生徒さん☺️)
この現象はですね、
通常のテンポの練習で、細かいところが頭に入っていない
いわゆる ”ざっくり練習“ のような
状態になっている方に多いです。
こういう方々は、
「ちょっとそこの所、ゆっくり弾いてみて」
と言うと、途端に弾けなくなってしまいます。
あれ?あれ?と
その部分を数回トライして
ゆっくりでは弾けないので、
一旦通常のテンポに戻して弾いて
↑この状態、「流し弾き」と私は命名しています☺️
またゆっくり弾こうとするけれど、
やっぱり弾けない。
曲の細かい部分が頭に入っていないため、
体(手・腕・上半身・脚)にも
上手く命令を伝えることが出来ないんですね。
これでは演奏の土台が貧弱ですので、
ちょっとした事ですぐに弾けなくなってしまいます。
あら、大変。
すぐにでもゆっくり練習を取り入れて、
上手に出来るように、慣れる事から始めましょう☺️
ゆっくりの練習で気を付けるべきこと
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2020/07/pianist-57e1d14a4b_640.jpg)
ゆっくりの練習には、
気を付けるべきポイントがあります。
それは、
テンポはゆっくりでも、動きは通常のテンポと同じにする
これです。
これ、とっても重要です。
とっても重要です。(2回目)
ゆっくりにした途端、
体や指の動作が通常のテンポで弾いている時から
全く変わってしまう – 全然ちがう動きになってしまう
こんな方がいらっしゃいますが、
これでは意味がなくなってしまいます。
通常のテンポで弾いている時と
同じ動きでゆっくりの練習をするからこそ、
この練習の効果が発揮されます。
よろしいですか?
この部分、今日の最も大事なポイントですので、
しっかりお気に留めていただけましたらと思います☺️
如何でしたでしょうか。
ゆっくりの練習が正しく出来るようになると
演奏に安定感がグッと増しますので、
苦手な方も是非チャレンジして
この練習法、マスターしていただけましたら幸いです。
それでは今日もよい音楽を。
いつもご覧いただきありがとうございます☺️
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