【ピアノが上手い人の特徴】上手くなるには自分の○を○こう!固い音の人や子供・大人もみんなに知って貰いたいたった一つのコツ
こんにちは☀️
こんばんは🌙
お疲れ様です
💨オーストリア在住ピアニストえりょんです。
今日のテーマは
ピアノが上手い人の特徴 です。
今日ここで取り上げる
ピアノが上手い とは、
美しい音(耳障りでない音)で
音楽的な演奏ができる
という事にさせていただきましょう。
では早速参りましょう。
ピアノが上手い人の特徴
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2021/01/piano-gf45dfb1a0_640.jpg)
美しい音で 音楽的な演奏ができる
今日はこれを、
ピアノが上手い と定義いたしました。
ではここでひとつ、皆さまに質問です。
普段からご自分が
どの様な音でピアノを演奏しているか、
意識して弾いていらっしゃいますか?
如何でしょう。
これは「自分の音を聴く」ということですが…
上手くなるには
自分の音を聴こう
はい。
これが今日のテーマの答えです。
音を聴くとは?
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2021/01/photo-1602703651892-7f0e73a14302.jpg)
自分の音をきちんと聴いて弾けていますか?
「うん。聴けている。」
こんな方はこの記事に御用はありません☺️👏
この問いの意味がよく分からない方
ちょっと自信がない方
そんな方は読み進めてみてください。
聴く
そもそもこれってどういう事でしょう?
「普段 耳が問題なく聞こえるのなら、
ピアノを弾けば音は聴こえて来るでしょう?」
なんて思われますか?
「言ってる意味がよく分かりません 」
となりますか?
もしそう思われる方がいらしたら、
是非一度、試してみて欲しい事があります。
それは
自分の演奏を録音して聴いてみる
です。🎙♪
これは私のレッスンでのお話ですが、
聴いているようで聴けていない生徒さん、
結構多いです。
というより、
大体は皆、聴けないものです。
勿論私も、本番前には必ず録音を行います。
ピアノは演奏のための仕事量が多い楽器。
いくら曲が手に入っても、「聴く」に
完全に集中することは至難の技です。
超一流のピアニストさんでさえ、
「分身して自分の音を聴きたい」と仰るほど。
“聴こえてきている” だけでは
圧倒的に足りないんですよね。
録音した演奏をご自分で聴いてみて、
思っていたのと違う音や音楽が聴こえた方
これからの内容は
こんな方にお勧めいたします。
一方で、
録音を聴いたとき
演奏中に聴いている音・音楽と
同じような音に聴こえて来てはいるけれど、
もっと美しい音で音楽的な演奏がしたい
こんな方は、
新たな知識や方法が必要に思いますので
レッスのご受講をおすすめいたします♪
聴けているほど上達するのはナゼ?
それではなぜ、
きちんと聴けている人が上手いのか
ここに切り込んで行きましょう。
それはこういう事。
聴けている=コントロール出来る
という事だから。
演奏中に自分が出す音をきちんと聴ければ、
何かおかしい場合に都度、修正をかけられます。
コレ、簡単に言っている様に
聞こえるかもしれませんが、
演奏しながら聴く
って実はとても難しい事なんです。
ピアノを弾くって、
楽譜を目で追いながら(暗譜は別ですが)
右手と左手を左右バラバラに動かし、
ときにペダルを片足もしくは両足で踏み、
その上で耳を使って自分の音を聴くんですもの。
演奏しながら聴く って
しっかり意識をしないと
とても難しい作業なのです。
より聴けるようになるには
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2020/08/sculpture-54e2d24648_640.jpg)
ではその難しい作業である
聴く こと。
コレが上手くなるための
ヒントをお話して参りましょう。
いきなり全部をきちんと聴ける訳ではない
まだ「聴く」ことに慣れない方へ。
聴ける様になるには段階があります。
まず譜読みの段階ではなかなか難しいかと。
なぜなら譜読み中は、楽譜の情報を
読み取り、理解し、正しく弾く ために
脳のキャパシティーがオーバーしやすいから。
自分の出す音にまで気が回らなくても、
ある程度は仕方ありません。
最初から聴けるのが理想ではありますが、
これはあくまで理想です☺️
段階を経て、より多くの音を聴ける様にしていく
譜面をあらかた読み終わり、
指も鍵盤に大体入る様になり、
音楽の大きな流れも掴めてきたぞ。
といった段階で、
いよいよ
聴く
この作業にフォーカスしやすくなると思います。
以下、練習時の具体的な方法2つです。
聴くための2つの具体的な練習方法
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2021/01/photo-1536319040287-757e83a8198e.jpg)
1️⃣意識を指(足)や視覚から離すイメージを掴む
まずは意識から。
ピアノを弾く時に仕事をしている
耳以外の他の器官から
少し意識を遠くに持って、
意識的に自分の音を聴く様、心掛けましょう。
幽体離脱
もしくは
分身して客席から聴く
こんなイメージです。
意識を耳に。
聴覚を能動的に使う事を覚えましょう。
2️⃣色々な音を出してみて違いを聴き分ける
まだまだ思う様に弾けないところが
あると思いますので、
色々な音を出してみてそれを
注意深く聴いてみてください。
ただただ反復するのではいけませんよ☺️
一回一回タッチや強さを変えてみて、
それらを全て違う音として聴き取れているかを
注意深く試します。
クラシックピアノの世界において、
作曲家は基本的に
いらない音は書きません
即ち
書かれている音は全て必要な音
です。
ここに注意して、
全ての音を自分が聴けているか
確認してみてください。
聴こえてる様であまり聴けていないバス(低音)
高音部と低音部に埋もれて
意識しにくい内声(中音部)
・・・
沢山の気づきを得られることでしょう。
まとめ 聴けるようになると音や音楽が変わります
![](https://akpianoforte.com/wp-content/uploads/2020/08/sculpture-54e2d54a4b_640.jpg)
如何でしたか?
きちんと聴けてさえいれば、
耳障りな音や、非音楽的な演奏
これらに気付けることでしょう。
それでももし、
何をどう弾いたら
上手いということになるのか
分からない方は、
沢山の素晴らしい音楽に触れてください
そしてそれでも分からない場合
…と言うよりもっと知りたい!という場合は、
是非レッスンにお越しください☺️💓
今のその生徒さんに必要なもの、
それを得るための具体的な方法・改善点
オーダーメイドのピンポイントで明確な指導に努めております。
今日のテーマ「聴く」を
ずっと続けていくための、
大切な耳を守る方法 についての記事
よろしければこちらも是非ご覧ください。
↓ ↓ ↓
お読みいただきありがとうございました☺️
今日もよい音楽を。
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