【ピアノが上手い人の特徴】上手くなるには自分の○を○こう!固い音の人や子供・大人もみんなに知って貰いたいたった一つのコツ

こんにちは☀️
こんばんは🌙
お疲れ様です
💨オーストリア在住ピアニストえりょんです。

今日のテーマは

ピアノが上手い人の特徴 です。

今日ここで取り上げる

ピアノが上手い とは、

美しい音(耳障りでない音)で
音楽的な演奏ができる

という事にさせていただきましょう。

では早速参りましょう。

ピアノが上手い人の特徴

美しい音で 音楽的な演奏ができる

今日はこれを、

ピアノが上手い と定義いたしました。

ではここでひとつ、皆さまに質問です。

普段からご自分が
どの様な音でピアノを演奏しているか、
意識して弾いていらっしゃいますか?

如何でしょう。

これは「自分の音を聴く」ということですが…

上手くなるには
   自分の音を聴こう

はい。
これが今日のテーマの答えです。

音を聴くとは?

自分の音をきちんと聴いて弾けていますか?

「うん。聴けている。」

こんな方はこの記事に御用はありません☺️👏

この問いの意味がよく分からない方

ちょっと自信がない方

そんな方は読み進めてみてください。

聴く

そもそもこれってどういう事でしょう?

「普段 耳が問題なく聞こえるのなら、
 ピアノを弾けば音は聴こえて来るでしょう?」

なんて思われますか?

「言ってる意味がよく分かりません 」

となりますか?

もしそう思われる方がいらしたら、
是非一度、試してみて欲しい事があります。

それは

自分の演奏を録音して聴いてみる

です。🎙♪

これは私のレッスンでのお話ですが、
聴いているようで聴けていない生徒さん、
結構多いです。

というより、
大体は皆、聴けないものです。

勿論私も、本番前には必ず録音を行います。

ピアノは演奏のための仕事量が多い楽器。
いくら曲が手に入っても、「聴く」に
完全に集中することは至難の技です。

超一流のピアニストさんでさえ、
「分身して自分の音を聴きたい」と仰るほど。

“聴こえてきている” だけでは
圧倒的に足りないんですよね。

録音した演奏をご自分で聴いてみて、

思っていたのと違う音や音楽が聴こえた方

これからの内容は
こんな方にお勧めいたします。

一方で、
録音を聴いたとき
演奏中に聴いている音・音楽と
同じような音に聴こえて来てはいるけれど、

もっと美しい音で音楽的な演奏がしたい

こんな方は、
新たな知識や方法が必要に思いますので
レッスのご受講をおすすめいたします♪

聴けているほど上達するのはナゼ?

それではなぜ、

きちんと聴けている人が上手いのか

ここに切り込んで行きましょう。

それはこういう事。

聴けている=コントロール出来る

という事だから。

演奏中に自分が出す音をきちんと聴ければ、
何かおかしい場合に都度、修正をかけられます。

コレ、簡単に言っている様に
聞こえるかもしれませんが、

演奏しながら聴く

って実はとても難しい事なんです。

ピアノを弾くって、
楽譜を目で追いながら(暗譜は別ですが)
右手と左手を左右バラバラに動かし、
ときにペダルを片足もしくは両足で踏み、

その上で耳を使って自分の音を聴くんですもの。

演奏しながら聴く って

しっかり意識をしないと
とても難しい作業なのです。

より聴けるようになるには

ではその難しい作業である

聴く こと。

コレが上手くなるための
ヒントをお話して参りましょう。

いきなり全部をきちんと聴ける訳ではない

まだ「聴く」ことに慣れない方へ。

聴ける様になるには段階があります。

まず譜読みの段階ではなかなか難しいかと。

なぜなら譜読み中は、楽譜の情報を
読み取り、理解し、正しく弾く ために
脳のキャパシティーがオーバーしやすいから。

自分の出す音にまで気が回らなくても、
ある程度は仕方ありません。

最初から聴けるのが理想ではありますが、
これはあくまで理想です☺️

段階を経て、より多くの音を聴ける様にしていく

譜面をあらかた読み終わり、
指も鍵盤に大体入る様になり、
音楽の大きな流れも掴めてきたぞ。

といった段階で、

いよいよ

聴く

この作業にフォーカスしやすくなると思います。

以下、練習時の具体的な方法2つです。

聴くための2つの具体的な練習方法

1️⃣意識を指(足)や視覚から離すイメージを掴む

まずは意識から。

ピアノを弾く時に仕事をしている
耳以外の他の器官から
少し意識を遠くに持って、
意識的に自分の音を聴く様、心掛けましょう。

幽体離脱

もしくは

分身して客席から聴く

こんなイメージです。

意識を耳に。

聴覚を能動的に使う事を覚えましょう。

2️⃣色々な音を出してみて違いを聴き分ける

まだまだ思う様に弾けないところが
あると思いますので、

色々な音を出してみてそれを
注意深く聴いてみてください。

ただただ反復するのではいけませんよ☺️

一回一回タッチや強さを変えてみて、
それらを全て違う音として聴き取れているかを
注意深く試します。

クラシックピアノの世界において、

作曲家は基本的に

いらない音は書きません

即ち

書かれている音は全て必要な音

です。

ここに注意して、
全ての音を自分が聴けているか
確認してみてください。

聴こえてる様であまり聴けていないバス(低音)

高音部と低音部に埋もれて
意識しにくい内声(中音部)

・・・

沢山の気づきを得られることでしょう。

まとめ 聴けるようになると音や音楽が変わります

如何でしたか?

きちんと聴けてさえいれば、

耳障りな音や、非音楽的な演奏

これらに気付けることでしょう。

それでももし、

何をどう弾いたら
上手いということになるのか
分からない方は、

沢山の素晴らしい音楽に触れてください

そしてそれでも分からない場合
…と言うよりもっと知りたい!という場合は、

是非レッスンにお越しください☺️💓

今のその生徒さんに必要なもの、
それを得るための具体的な方法・改善点
オーダーメイドのピンポイントで明確な指導に努めております。

今日のテーマ「聴く」
ずっと続けていくための、
大切な耳を守る方法 についての記事
よろしければこちらも是非ご覧ください。
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お読みいただきありがとうございました☺️
今日もよい音楽を。

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