ピアノの演奏会・発表会でやるとNGなあることについて。貴方は大丈夫ですか?ドレス(服装)や髪型よりよっぽど大事☺️
こんにちは☀️
こんばんは🌛
そしてお疲れ様です💨
ピアニストの姜 愛玲(かん えりょん)です。
本日は、人前で演奏をする場でのお話をしたいと思います。
私の周りの発表会シーズンは
例年ですと夏〜秋にかけてでして、
毎年7月〜9月の間に発表会を開催することが多いです。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、
いつもの時期に発表会が出来ませんでした。
ですので年明けから〜年度末の3月にかけて、
関係各所で発表会を予定しています。
という事で、私の生徒さんたちは
ただいま発表会に向けて絶賛準備中です☺️♪
そんな今日この頃、
レッスンしていく中でよく思う “ある事” について、
記事にしたいと考えました。
タイトルの通り、
人前で演奏する時に
必ず気を付けてほしいこと
についてです。
もうこれね、
服装…衣装(ドレス)や靴選び、
ひいては髪型(ヘアメイク)みたいな事より
よ〜〜〜っぽど大事。
これが出来ているのと 出来ていないのとでは、
トータルで見たその人の印象が
ガラリと変わります。
それでは早速参りましょう😉
いつも結論ファースト✨の当ブログですが、
今日はとりわけ イキナリの結論投下(!)で行きますよ〜!
舞台に出る以上、恥ずかしそうにしないで!
コレですよ、コレ。
大切なことですが、しっかり出来ている人、どれだけいるかな・・・
(私の生徒さん比です)
レッスンで曲を通して弾いてもらったり、
とくに子供の生徒さんには演奏後のお辞儀まで含めて
通しでやってもらう事が多いのですが、
●ミスタッチなどが表情に出る
●最後の音を弾き終えた瞬間、スイッチが切れたように素に戻る
●そもそも最後の音のおわりまで聴いていない
●演奏を終えて鍵盤から手を上げた後の動きが雑
●ナヨナヨと恥ずかしそうに礼をする
こういうの、よくお見受けします。
この記事を読んでくださっている方で、
少しでも思い当たる方がいらしゃるのなら・・・
今日から即刻、やめられるよう!
トレーニングして行きましょう😉
舞台に出て人前で演奏をする以上、
「見た目」というものはとても大事です。
これは容姿端麗であるとか、
ステージドレスが華やかで美しいとか、
そういうお話では全くありません。
このような いわゆる「外見」ではなく、
「身だしなみ」を整えましょうというお話。
身だしなみとは
①容姿・服装・言葉遣い・態度などに対する心がけ
②心がけとして教養・技芸などを身に付けていること
(Apple辞書より)
いいですか?
「心がけ」 です。
具体的には、こんなところに注意すると良いと思います。
↓ ↓ ↓
演奏中のその表情、しっかり見られていますよ。
演奏をし始めて、いい調子で進んでいたけど…
途中、間違えちゃった!💦
よくある(?)ことですよね。
ステージでのミスなんて、誰しもが経験することです。
しかしこのとき、「しまった!」と
お顔の表情を思いっきり変えてしまう生徒さん、
それ、やめた方がよいですよ💡
一瞬でお客様に伝わってしまいます。
「いやいや、ミスしてるんだから
そもそも音でバレてるから!」
なんて思われたそこのアナタ!
ノンノン👋
そうかもしれませんが、そうでもないんですよ。
何事も無かったかのように、しれっと弾き続けてください。
そうすれば、大して目立ちません。
そもそも弾いてる自分は
その曲を何ヶ月も練習して来て、
(短期間の方もいらっしゃいますが)
その曲の隅から隅まで知りつくしています。
自分自身の演奏だって
これまでに何度も何度も聴いて来て、
当日はその場にいる誰よりも(先生は除外😅)
自分の演奏を知り尽くしています。
一方で、聴衆(お客さま)は、
そうではありませんね。
そう、ご自分が思っているほど、
ミスやアクシデントはバレないのです。
「ミスった!」と、お顔に出してしまう事で、
聴衆のほとんどの方に、「今ココで失敗しました。」と、
お伝えしているようなものですよ。
そしてそんな姿こそが、聴衆をそのまま
ソワソワ心配な気持ちにさせてしまうのです。
曲が終わったあと、最低1小節分は動かないでいよう。
これも、よくあります。
最後の音を打鍵したと同時に、
演奏者さんの気持ちが終了してしまう現象。
何故ですか?
演奏の終わりは、
①最後の音を打鍵して、
②楽器が必要なだけ響いて、
③鍵盤とペダルから手と足が離れて、
④客席へと飛んで行った音を聴いて、
⑤それが止むのを感じるまで
です。
いいですか?
5段階ありましたね。
この①の段階で早くも、
もう終わった気になってしまう生徒さん、
大変多いです・・・
演奏を終えるときは、どうであれ堂々としていよう。
こちらも非常に大切です。
人前での演奏、「上手く行った!」と
胸を張って言える人、多ければどれだけ良いかと思いますが、
満足いく演奏って、なかなか難しいですよね。
逆を言えば、
自分の演奏に満足してしまったら
そこで終わりとも言えそうですし…
そんな本番での一発勝負(勝負?!)ですが、
どうであれ
どうであれ(2回目)
最後は胸を張って堂々と、
笑顔でお辞儀をして終わりましょう。
笑顔でなくても、凛々しいお顔で堂々と。
演奏の結果がどうであれ、です😉
人前に出て弾く以上、
これは聴いて下さったお客さまへの敬意。
そして、
自分の演奏 ー 自分自身 に対しての責任かなと。
責任とまでは行かずとも、
どんな自分でも先ず自分自身が認めなきゃ😉
こんな風に私は考えております。
これはプロだとか、そうでないとかで
分けるお話では無いと思うのです☺️
逃げるように引っ込んで行かないでね😉
さてこれで最後です。
先ほどのお話の続きでもあります。
堂々とお辞儀をしたら、
袖にハケて行くまでが本番。
恥ずかしいからと、
早く終わりたいからと、
そそくさと逃げるようにハケて行くのは
絶対にやめましょう。
逆に恥ずかしいですよ。
最後の最後まで、気を抜かず😉
如何でしたか?
今日は大きく、4つの例を上げてみました。
そのどれもが、やってしまう事で
恥ずかしさが倍増してしまうもの。
どれも小さな事ですが、
これらが出来るか否かで
その人の印象は大きく変わります。
人に音楽を聴いてもらうって どういう事だろう
こう考えたとき、
自然と必要に感じられる事たちばかりだと、
私は考えております。
ご参考になりましたら幸いです。
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