【ピアノ、弾けないのはなぜ?!】色々な「弾けない!」たった3つの原因を理解して解決しよう😉

こんにちは☀️
こんばんは🌙
そしてお疲れ様です💨
ピアニストの姜 愛玲(かん えりょん)です。

今日はみんなのお悩み第一位✨

と言うより、
私がお受けするご相談で最も多い

弾けない

これについてお話したいと思います。

弾けないと一言で言っても色々ありますよね。
そんな色々な「弾けない」現象について、
一つ一つ、対処法をご説明して参ります。

目次をご覧になって、
ご自分の『弾けない』パターンの項目を
タップしてご覧くださいませ😉

それでは早速♪

ピアノ、弾けないのはなぜ?!

練習はしているのに なかなか弾けない

弾けたと思っても
一日空ける等ちょっと間が空くと
途端に弾けなかった時の状態に逆戻りしてしまう

弾けないって事は 何か根本的に
やり方が間違っているのでは

ピアノが弾けないに関するお悩みって
それぞれ色々あると思うのです。

今すこし例に上げたこんなお声たち。

実はこれまでの私のレッスンで

実際にあったご相談

だったりします。

さぁ、この『弾けない』現象。

一体何が原因なのでしょう。

今日は私のこれまでの経験

自分の練習
受けて来たレッスン
自身の指導経験

これに基づき、
考えられる原因をお話して参ります。

原因は基本的に3つ

結論から先に申し上げますと、
弾けない原因は基本的に3つ。

その曲が今の貴方にとって難しすぎる
・練習方法に問題がある
・そもそも練習が足りていない

ここに集約されるなといった実感があります。

細かく見て参りましょう。

1️⃣その曲が今のあなたにとって難しすぎる

これは言い換えれば、

その人の基礎力が、現段階で
その曲を弾くレベルに値していない

ということ。

今は簡単に色々なピアニストの演奏を
聴ける時代になりましたが、

そういう美しい音楽に手軽に触れていると、

ピアノって何だか簡単に弾けそう?

こんな風に思えてくる事、あるとも思うんです。

実は全くもってそんなこと無いんですけどね😅

取り組んでいらっしゃる方の多くが御身を持って
感じてくださっていることとは思いますが、

そんなに簡単に弾けるものではありませんよね。

長い時間を掛けて練習と勉強を積み重ね、
ようやっと ある程度のかたちにする事が
出来るようになる。

今取り組んでいらっしゃる曲が
今のご自分のスキルを持ってして
かたちにする事の出来る曲なのか

ここを確認してみる必要、あるかもしれません😉

2️⃣練習方法に問題あり

お次はこちらです。

これは私自身も数年かけ大きく改善した部分。

レッスンで生徒さんを見ていても、
多くの改善点を見い出せる部分でもあります。

幼い頃の自分もそうでしたが、
よくお見受けするのが

おうちでの練習で、
一回一回 ちゃんと考えて弾いているかな?

と疑問に思ってしまう演奏。

おうちでの練習で、出来ない部分の原因を
一回一回の反復でしっかり考えながらやってる?

出来ない原因を見つけ出せていて、
かつそれに対処するための『練習』になっている?

これ、一度ご自分に問いかけてみてください。

これは傾向的に

🌼音楽が大好きで
 ピアノの音に触れているだけで幸せ

🌼その曲をいつまでに仕上げなきゃいけない
 等といった本番(締切)を控えていない

こういった方によく見られる現象に思います。

前者は弾いている状況そのものが
気分のよいものなので、
それで満足してしまう状態。

後者は締め切りが無いぶん、
目的意識も薄れるといった状態。

少し直接的な言い方に
なってしまうかもしれませんが、

練習に内容が伴っていない

使った時間に対して得たものが少ない

こんな状況なのかなと、思います。

どうですか?
思い当たる節、ありますでしょうか?

3️⃣そもそも練習が足りていない

最後はこれ。

あぁこれは、そっくりそのまま

自分自身に返って来る

言葉でもあります😅(お耳がいたい…

ひとつの曲をある程度カタチにするには、
曲とじっくり向き合い
理解を深める必要があります。

そしてそれを体に染み込ませる。

これが練習の本当の意味での中身。

こうあるべきだと私自身は考えていて、
それには短期間では時間が足りないのですね。

以前、こんなお話がありました。

私の尊敬するヴァイオリニストさんへの
インタビューで、
作品にはどれ位の期間取り組みたいですか?
みたいな質問に対して、

「最低でも半年はかけたい」

というお答えがありました。

ピアノより断然音数の少ない
ヴァイオリンですら、こうなのです。
勿論音楽は音数では語れませんし、
楽器ごとの難しさというのがあります。
ですので
音の数だけでは決して何も語れないのは、
念のため申し上げておきます。
(私はヴァイオリンは本当に難しいと
 思っていて、弾ける気がしません笑)

そうそう、こんなお話もありました。

とある巨匠先生の特別レッスン
いわゆるマスタークラスで、その巨匠が
「この曲はどの位の期間練習したの?」
と質問したのに対して、ある生徒さんは
「2ヶ月です。」と。
それに対して巨匠先生は、
「2ヶ月なら、まだまだ始めたばかりね。」
と仰いました。

期間に関してはこんなところでしょうか。

そして、ただ期間だけ長くても、
日々の練習時間が少なくては…ですよね。

ここは個人差のある部分ですので
一概には言えないのですが、

先の偉人のアドバイスを例に上げましょう。

クラシック音楽史に名を残した
ロマン派の偉人、ショパンとリスト。

ショパンは
一日に3時間以上練習してはいけない
と言ったのに対して、

リストは
一日14時間練習していたそうです。
手がぶっ壊れるまで(!)お弾きなさい的な
助言をしていたという記事も、
どこかで見かけた事があるような…
(機会があればきちんとご紹介したいです。)

ただ時間だけ長くても、
内容が伴わないことには
それは意味の薄いものになるでしょう。

貴方にとって最適な練習時間

これを見つける事が大切ですね😉

色々な『弾けない!』への処方箋♪

ではここで、
実際にある色々な「弾けない」について、
具体的な対処法をお話して行きたいと思います。

今日ご訪問いただいた方に当てはまる
「弾けない』が、ありますように☺️

弾けない曲について

練習しても弾けない曲がある方。

先ずはその曲がご自分にとって
難しすぎやしないか
これを確認してみてください。

傾向として多いようにお見受けするのが、
ご自分のスキルにしては
かなり難易度の高い選曲 である事。

そして、先生などに相談されてみてから
もしそうではなかった場合。
ご自分のレベルに合っている 又は
ご自分の今のレベルより少しだけ上の曲
このような場合は、

次に練習方法を見直してみましょう。

これについては、
その時点で必要かつ効率的な練習方法を
ご自身で見つける

というのは現実的になかなか難しいと思います。
そもそもこれが出来れば悩みませんよね😅

こちらも専門の方、先生に一度見ていただく事を
オススメいたします。

ここについては本当に人それぞれです。
レッスンでは、
体(手)の大きさ・出す音・レベル・癖や傾向…
この辺を実際拝見した上で、
その時その曲の中で必要なことを
アドバイスするという流れになると思います。

そしてそれ(原因と対処法)が分かれば、
あとは 練習あるのみ! ですね😉

と、結局は

実際見てみないと何とも…

というのが正直なところです。

弾けない箇所の部分的な練習について

曲の中の弾けない部分でお悩みの方へ。

これについては範囲が限られるため、
焦点は比較的絞りやすいですね。

弾けない部分があるときに私は、

・楽譜の指示通りにちゃんと弾いているか
・指使いの見直しが必要かどうか
・指の行き先に対して無駄なく無理のない道を見つけられているか
・不器用になっている指がないか
・そもそも音楽の感じ方からして間違っていないか

この辺に焦点を当て、原因を探って行きます。
原因さえ分かればあとは対処するのみですので、
さぁあとは練sh…ですね😉

ピアノレッスンになると上手く弾けない人へ

お次はこんなパターン。

家では普通に弾けるのに、
レッスンなど先生の前になると
途端に弾けなくなったり
沢山つっかえたりしてしまう方。

これはですね…

ちょっと衝撃的なコトを申し上げますが…

家では普通に弾けているその状態が、

実はそれ程弾けていない

というコトなのです😱

この現象は意外と盲点になりがちですが、
こういう現象がある方ほど、

1️⃣普段の練習で都度しっかり頭を回転させて
2️⃣そうして考えて得たものを実際の指の動きに
3️⃣意識的に反映させるべく練習(反復)しているか

これを今一度、見直してみてください。

ちょっとした状況の変化で
弾けなくなってしまうという状態って、
結構…いやかなり、もろいですよね。
そしてせっかくの練習が勿体ない。←何よりコレ

緊張で弾けない人へ

最後に、
ピアノ弾く人でコレに悩まない人って

いないのでは???

という位よくお受けするご相談トップ。

「緊張」で弾けなくなってしまう

この場合の対処法についてです。

これについては、
過去しっかり記事を書いております。
どれも 当ブログのアクセス数トップ記事 です😉
よろしければご覧になってみてください。
↓ ↓ ↓

それでは今日はこの辺で。

今日もよい音楽を。
いつもご覧いただきありがとうございます☺️

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