おすすめの本【ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと】プロの弾き方・ボディーマッピング・姿勢・脱力
こんにちは☀
こんばんは☽
そしてお疲れ様です💨
現オーストリア在住ピアニストのえりょんです。
当ブログでは、
本のご紹介もして行きたいと思います。
おススメしたい本は沢山あります。
順番にご紹介させていただきますので
ご期待くださいませね(^_-)
では、今日はこちらの本です。
ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
トーマス・マーク 著
ロバータ・ゲイリー+トム・マイルズ
小野ひとみ 監訳 古屋晋一 訳
定価(本体2,300円+税)
これはピアノ・オルガン・チェンバロ・
クラヴィコード、更にはデジタルキーボードなどの
全ての鍵盤楽器を対象とした、
ボディーマッピングに関する本です。
演奏に使う腕と手、
その動きの可能性と構造、
またバランスを取って座ること
などを正しく理解し、
身体に負担のかからない
自由な演奏をするための手助けとなる一冊です。
業界内では
超が付くほどの有名本ですが、
私のこの本との出会いは
さかのぼること3年半前。
演奏で手を故障したことがキッカケでした。
過度な練習・・・と言っても、
自分的にはこれまで(10代~20代の頃)と
同じように練習をしていたつもりでした。
ところが本番2週間前のある日、
突然指や手首に弾けなくなるほどの
激しい痛みが走り、
時期的にまさにここから調子を上げていくわよ~!♪
というタイミングで、
ピアノが全く弾けなくなってしまったのです。
必死になって
鍼灸師さん・柔道整復師さん・お医者さんと
あらゆる方にご協力をいただき、
本番5日前になんとか一時回復。
その本番は乗り越えることが出来ました。
が、
この経験が、
自身の奏法とそれに関わる全般を
根本から見直すキッカケとなりました。
この本は、
ボディーマップ
と、その
実践
についての基本的な考え方が、
イラスト付きで分かりやすく説明されています。
ボディーマップとは、
脳内イメージ。
実践は、
身体構造やバランスの場所
腕と手・筋肉・呼吸
についてのマッピング。
更には、
故障の原因と進行のしかた、
治療についても書かれています。
楽器の演奏は特殊な運動である一方、
脳の作業でもあります。
奏法を見直す大きな手助けとなってくれたのは勿論、
人間は意識の生き物で
その意識次第で多くを変えることが出来るのだな
ということを改めて気づかせてくれた一冊でもあります。
「いつも譜面台に置いて使ってください。」
と書かれた帯
最近置いてなかったな。
また、改めて気付かせてくれて感謝です。
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それでは今日もよい音楽を♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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