【ピアノが上手い人の特徴】ベートーヴェン、勉強してますか?オススメ曲〜クラシックピアノの聖典を読み解こう!

こんにちは☀️
こんばんは🌛
そしてお疲れ様です💨
ピアニストの姜 愛玲(かん えりょん)です。

本日はベートーヴェンについて。

皆さんは、ベートーヴェンについて
どのような事をご存知ですか?

“音楽室にあるあのコワモテ”を
真っ先に思い浮かべる方

クラシック音楽といえば
ベートーヴェンよね!という方

やっぱ“運命”でしょ。
ッダダダダーーーーン・・・♫

なんて方もいらっしゃいますかね☺️

どれも大正解ですよね。

彼は西洋音楽史に偉大な功績を遺した芸術家。

その名は勿論のこと、
彼が生み出した曲たちは
今でも沢山の音楽家によって演奏され、
人々に親しまれています。

今年はそんなベートーヴェンの
生誕250年にあたる年✨

本来であれば日本でも

ベートーヴェン250th
アニバーサリーイヤー

という事で、

この秋から本格的に訪れる
演奏会(コンサート)シーズン

いたる所でベートーヴェンの曲が演奏されていた事でしょう。

実はこんな風に書いております筆者ワタクシも、
今月末にリサイタルを予定し、
オールベートーヴェンのプログラムを準備しておりました。

が、今年はご存知の通りこんな情勢…

断腸の思いでこの演奏会は、
中止を決定させていただきました。

😭😭😭

生きている限り次はある!と信じて
機会を待ちたいと思います☺️

また、コンサートは出来ませんでしたが、
ここでベートヴェンについて取り上げ
いくらでもお話する事は出来るんだ♪と思うと
ワクワクさえして来ます😉💕

という事で。
前置きが長くなりましたが本題へ参りましょう。

ベートーヴェンについて・主な作品

1770年にドイツのボンに生まれ
ウィーンで活躍した、
ドイツ・オーストリアの
偉大な作曲家でありピアニスト、ベートーヴェン。

彼の作品はあまりに知れ渡っています。

例を上げてみましょうか。

交響曲

ベートーヴェンは交響曲を全部で9曲書きました。

第三番の「英雄」(エロイカ)
第五番の「運命」
第六番の「田園」
そしてあの「第九」

全9曲の交響曲の中だけでも、
こんな風にタイトルだけでピンと来る曲が4つも。
多いと思いませんか?☺️

ピアノ曲

ここではピアノ・ソナタを取り上げましょう。

バッハの平均律が
音楽における旧約聖書であるとするならば、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタは
新約聖書であると言える。

こんな例えもある程の名作が
ベートーヴェンのピアノ・ソナタです。

西洋クラシック音楽を専門的に勉強するにあたり、
バッハとベートーヴェンの学習は欠かす事が出来ません。

ベートーヴェンは全部で32曲の
ピアノソナタを書き遺してくれました。

そのどれもが新しい発想に基づいていて、
1曲1曲、それぞれが輝いています。

四大ソナタと言われる
「悲愴」「月光」「ワルトシュタイン」「熱情」
これらはあまりに有名です。

ピアノビギナーさんや
趣味で楽しまれる方が
弾いてみたいベートーヴェンというと、
必ずと言って良い程
上記の4つの内どれかに当てはまります。

ベートーヴェンはピアニストでしたから、
そんな彼の書いた作品はどれも大変難しく、
実際には「悲愴」や「月光」の中から
ゆっくりした楽章だけを
弾いていただくという事に、どうしてもなってしまうのですが…

お時間と意欲のある方には、
上記以外のピアノソナタにも
是非とも触れていただきたいものです。

繰り返しますが、
ベートーヴェンのピアノソナタは
32曲のどれもが優れた作品です。

何というか、決して大袈裟ではなく、
どの曲にもそれぞれに
アイデンティティーのようなものがあるというか…

一曲一曲がしっかり
「個」として存在する

そんな感覚を抱くのであります。

他にも「告別」や「テンペスト」…
また逆にこうしてタイトルのついていない
ソナタにも、沢山の魅力が隠れている
そう考えると、世界が広がると思いませんか?

語り始めると止まらないのでこの辺で強制終了🔚

オペラ・協奏曲・バイオリンソナタ・弦楽四重奏…

曲はまだまだ上げればキリがありません。

ベートーヴェンは実はオペラも書いていて、
有名なのは「フィデリオ」でしょうね。

なぜ彼のオペラは
モーツァルトの様に隆盛しなかったのでしょう。
ここで述べるのはヤボですね。お察しを(笑)

ヴァイオリンソナタはご存知ですか?
正しくは「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」です。

ピアノとヴァイオリンが対等な関係性をもち
音楽が構築されています。

第五番の「春」スプリングソナタ
第七番の「アレキサンダー」
第九番の「クロイツェル」

ご興味ある方は、
このあたり聴いてみてください。

そしてピアノ協奏曲には、
あの有名な 第五番「皇帝」があります。

そしてそして、
隠れた傑作として私がオススメしたいのが

弦楽四重奏(カルテット)です。

ハァァ〜〜〜
(思い出しただけでため息)

長くなるので、これについては
また改めて記事を書きたいと思います。

※その後書きました!(笑)コチラです↓

ベートーヴェン ピアノソナタ全作品解説

ここまでで、
代表的な曲があまりに多い事
お分かりいただけましたでしょうか?

これこそがそのまま、
ベートーヴェンの偉大さを物語っていますね。

とくにピアノを弾く方
それもクラシックピアノを
きちんとお勉強されたいのであれば、

ベートーヴェンのピアノソナタは

必須

です。

避けて通ることは
不可能と考えても良いでしょう。

この理由については
改めて記事を書くとしましょうか☺️
(本日二度目の「改めて」。偉人を語るに1記事では足りませぬ☺️)

変わりに本日は、
そんな彼のピアノソナタを
全曲サクっとお勉強出来る
ハンドブックをオススメしたいと思います。

ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 全作品解説
横原千史 YOKOHARA SENSHI
BIBLIOMUSICA
アルテスパブリッシング

ほんの少し、目次だけ載せますが、
全曲解説に加えて色んなエッセイまで♪
とっても興味深くありませんか?

こんなに手軽にベートーヴェンのソナタを
お勉強出来る書物はそうありません。

是非オススメいたします☺️

ベートーヴェンの生涯

これについても書く予定したが、
今回の記事、少々長くなりました。
(文字数、現時点でいつもの記事より大分オーバー)

という事で、こちらは次回に持ち越したいと思います。

長大な記事で、
読者さんの「読みやすさ」を損ねてはいけません。

ベートーヴェンの記事は、
アニバーサリーイヤーという事で
いくつか連載させていただく事といたします。

どうぞ次回にご期待くださいませ。

いつもご覧いただきありがとうございます。
それでは今日もよい音楽を☺️

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