【困った!どうすればよい?】ピアノの練習をしない子、嫌がる子、間違えると泣く子@幼児の生徒さん 3歳4歳5歳 必見

こんにちは☀️
こんばんは🌛
ピアノの姜 愛玲(かん えりょん)です。

梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!
今年は例年より梅雨明けが遅かったので、
ちょっぴり夏の過酷さを忘れぎみでした😅

やっぱり暑い…

そうだ、こうだった…

(気づく私)

セミさんも、本領発揮して鳴いています🌲🎶〜〜

暑いですけど、今日も記事を書いて行きたいと思います☺️

今日はタイトルのとおり、
小さなお子さま向けの内容です。

幼児向けですので、
〜小学校就学前までのお子さまとなりますね。

【困った!どうすればよい?】ピアノの練習をしない子、嫌がる子、間違えると泣いちゃう子

このイメージ写真、ピアノを習う幼児にしては
少し幼すぎでしょうか☺️(可愛い💕)

練習をしない子

嫌がる子

間違えると泣いちゃって進まない子

・・・

ピアノの練習でお悩みの方にも
色々なパターンがあるかと思います。

親御さんの奮闘ぶりが目に浮かびます☺️

お疲れ様です☺️ (☕️🍰🤲サッ)

ではさっそく
ひとつずつ、見て参りましょう。

練習をしない子・生徒さん

一言で「練習をしない」と言っても
これまた色々ですよね。

例えばゲームやテレビなど
他にやりたいことがあって

そちらに気を取られている

単純に気分じゃない

年齢によっても理由は様々かと。

私の子供の頃の話をいたしますと、

ありました ありました。

練習をしない時が。

私は子供の頃、当然の日課として
毎日の練習を強いられて(?)いたのですが、
毎日となると、子供であれ
ときにスケジュールが過密になることもあります。

流行っていたビーズの小物作りに必死な最中だったり

せっかく友達が遊びに来ている時に
母から「練習しなさい」と言われた時だったり
(コレは今でも当時の自分に同情します。笑)

こうなるとやはり練習なんてする気も起きません。

ここで一番大切なのは、
親御さんとの温かいコミュニケーションかと思います。

この例でなくても、
もしかしたらお子さんは、
親も知らない理由があって
ピアノを弾こうとしないのかもしれません。

お子さんって、何事にも
お子さんなりのちゃんとした

理由

があって、

そのような行動に出ているんですよね。

私はレッスンといった
とても短いひとときの触れ合いですが、
そのように感じ、実感する出来事が多く。

理由がわかると、大人も納得する事が多いです。

お子さんの状況を察したり
気持ちを理解してあげたりするだけで
そしてそれがお子さんに伝わった瞬間、
意外とあっさり練習を始めるかもしれません☺️

いやいやウチの子はそんなに
カンタンじゃないのよ〜

と言ったケースは次でしょうか😅

練習を嫌がる子・生徒さん

おそらくこれでお悩みの方が
一番多いのではとお察しします😅

練習嫌い

ピアノを習う上では
もう本当〜によく聞くお話ですよね。

私も練習、
「好き」かと問われれば、
決して「好き」とは言えませんもの。笑

幼児の年齢で、これが上手くできる子は、
なかなかの少数派だと思います。

私は未だかつて

お会いした事がございません。

スーパー幼児、どこにいるのでしょうか☺️

と言うのも、

これは幼児の脳の発育の過程と、
大きく関係しているからとも言えます。

幼児の脳は
前頭葉が未発達で、
扁桃体から出る「欲求」を抑えたり、
コントロールしたりといった事が
上手に出来ません。

ですので練習を嫌がる幼児に、
練習させるように仕向けるのは
逆効果と言えます。

下手すると、トラウマにさえ成りかねません。

嫌なものは嫌なのです。

ですのでここで出来る事は、
どうして嫌なのか話を聞いてあげたり
嫌だと言っている気持ちを受け止めて
この状況を共有してあげること💕かなと、思います。

※余談
一方で私の友人(大学同期)は、
2歳から文字通り椅子に縛りつけられて、
泣いているのに掌を叩かれながら練習をしたそうです。
今では立派なピアニスト🎹✨ですが、
こんな “稀エピソード” もあります☺️

ピアノで目指す方向や教育方針は
ご家庭毎に異なるため
一概には言えませんが、

よっぽどでない限り
幼児には無理に練習させない

脳が発達する年齢まで待つ

これで良いと、私は考えます。

急ぐ必要は、何もありません。

ご参考までに、
過去の記事もご覧いただければと☺️
ピアノの学習内容と、子供の理解度の関係から、
適切な始め時について書いています。
↓ ↓ ↓

練習中やレッスン中 間違えると泣いちゃう子・生徒さん

(今日のイメージ写真はどれも可愛い💕)

このケースも、
レッスンをしているとよくお見かけします。

まだ幼くて感情のコントロールが利かず

失敗と捉えて泣いてしまう

悔しくて泣いてしまう

生徒さんは一生懸命なので、

こちらとしては

可愛いなぁ

頑張れ〜

と、そっと見守ります☺️💕

このケース、
ご家庭で気をつけていただきたいのは

失敗無くして成功なし

上手に練習できれば失敗は減る

上手になるためには練習が必要

この3点を親御さんから
言って聞かせてあげてくださいという事です。

もっと言えば、

間違いは「失敗」ではないこと。

間違うという「経験」であること。

「経験」を沢山積みなさいということです。

「こうすると間違う」という

「経験」を一歩一歩積むことで、

だんだんと修正が加わり、

上手に弾けるようになっていくこと。

これを教えてあげていただきたいです。

泣いちゃうというのは一生懸命な証で、
ピアノの学習には(何でもそうでしょうが)
とても良い傾向です。

悔し泣きをする子は伸びやすい傾向にあると、

これまでの自身の経験や、

スポーツ選手など(卓球の泣き虫愛ちゃん☺️)を見ていて感じます。

周囲の大人が上手くいざなって、
成長を促してあげられたら理想的ですね。

終わりに。どのケースにも大切なこと

如何でしたでしょうか。

どのケースにも言えることは、

周囲の大人が
子供の置かれている状況や状態を

正しく理解し

都度しっかりと
コミュニケーションを取りながら

温かく対応する

ことが大切ですね。

そしてまだ小さな幼児さん、
ピアノの演奏 = 脳の作業 ですので、
ある程度脳が発達してから
本格的に始めることをオススメします☺️

今日も音楽 – ピアノと向きあう子供たちの道が
少しでも見通しの良いものとなりますように。

そして、

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