【ミスタッチが多くてお悩みの方へ】ピアノのミスタッチ、原因は何?ミスタッチを減らす・なくす練習方法
こんにちは☀️
こんばんは🌛
オーストリア在住ピアニストえりょんです。
本日はピアノのミスタッチについてお話いたしましょう。
今ご覧いただいているあなたは
ミスタッチでお悩みでしょうか?
ミスタッチと一言でいえど原因は様々。
お一人お一人の演奏の状態を
きちんと拝見していない段階で(今)
確実なことは申し上げにくいですが、
ミスタッチをしてしまう方によく見られる
あるひとつの特徴
これを今日はお話してみたいと思います。
これまでのレッスンで生徒さんをみる中
実際に見られた特徴ですので、
ある程度の汎用性はあると感じています。
非常に単純 な原因です。
読んでいただくと納得 していただける方、
きっと多いんじゃないかしら☺️
なぜミスタッチをしてしまうのか。原因は何?
少し離れた音への跳躍を例にとり
お話して行きましょう。
まずはミスの原因を把握します。
ミスを沢山してしまいがちな方へ
いくつか質問をしてみたいと思います。
質問は以下4つ☺️
①次にどの音に飛ぶか、正確に認識していますか?
②次に飛ぶ音までの移動距離や角度を、頭と体で把握していますか?
③次の音へどのくらいの速さで飛ぶべきか分かっていますか?
④飛んだ先の鍵盤を触って弾いていますか?
いかがでしょう?
もし4つ全てYES!であれば、
あなたはおそらくこのページに
御用はないので閉じていただいてOK😉✨
もうお分かりだと思いますが、
上記でNOの数が多いほど、
ミスタッチのリスクは増加するということになります。
上から順番に4つ全て出来ていれば、
ミスは確実に減る
という事ですよね☺️
あくまで私の経験上のお話になりますが、
どうしてもミスタッチが多くなってしまう方に
これらがうまく行っていない印象があります。
ミスタッチをなくす or 減らすための練習方法
原因が分かればあとは対策するのみ。
具体的な練習方法をご提案してみたいと思います。
繰り返しになりますが、
私は皆様の演奏の状態を「見て」おりません。
なのであくまで上記に基づくご提案という形になります。
これさえやればミスが減るという
お話ではありませんので、
どうぞその辺をご承知おきいただければ幸いです☺️
Tip:ゆっくり、一音たりと逃さず正確に打鍵する練習をする
ピアノはとにかく音数が多い事もあり、
何となく弾いてしまっている箇所を
0(ゼロ)にしない以上、
ミスのない確実な演奏…というのはなかなか難しいです。
だいたいこの位
だったり、
何となく
ではいけないという事ですよね。
少々厳しいかもしれませんが本当にそう感じます。
(↑厳しいコトバはいつも、
ワタクシ自身にそのまま返って来ます😅)
Tip:基礎練習を並行する
やはり基礎練習をコツコツ続けている人は、
音階や和音やその分散形の基本の形
曲の演奏に必要な基本的な手の動き
こういった色々な
基本の形と動きのパターン
これらを感覚的に習得されている方が多い。
感覚的にさっと掴めるため、ミスも格段に減ります。
Tip:音楽理論を勉強する
ここでこんな種類の音が鳴っているのか
この和音からこの和音へ移行するのか
こういう事が理論で分かってくると、
譜面で見たままをただ打鍵するだけだったり
または丸暗記したりしながら演奏する状態
そんな状態から抜け出す事ができます。
そしてさらに先へ進むと・・・
感情に理論が紐付けられると
記憶にしっかり定着するため、
自然とミスをしにくくなります。
音から感じる気持ちや感覚を
専門知識と結びつける
それがうまく出来るようになって行くと
間違いようが無くなる
という訳です。
こうなると演奏時の頭の中が
かなりスッキリ整理され、見通しがグンとよくなります。
[おわりに]原因を正確に把握し、正しい対策をとればミスは確実に減る
今日のお話、
ミスタッチを減らしたい
ミスを無くしたい
そんな方々のヒントに少しでも慣れれば幸いです☺️
尚日頃のレッスンでは、
・その方の一番のお悩みに傾聴・理解を試み
(今日の話でいうと例えばミスタッチ)
↓
・生徒さんのお話やご希望に基づき
お悩みの原因を探し出す
↓
・気を付けるべきポイントや
改善・克服のための練習方法・メニューのご提案
(具体的対策のアドバイス)
といった形でのレッスンもよく致しております。
一回限りや、数ヶ月に一回
といった形でご受講の方も普通にいらっしゃいます。
ひと昔にはあまり考えられなかった
レッスンスタイルかもしれませんね。
皆さんご自分のライフスタイルに合わせて、
レッスンを上手くお使いになられているなと感じます。
「一回始めたらやめ時がわからない」とか、
「始めたらずっと続けなきゃいけないのかな」とか、
全く考えなくてもOKの当レッスン。
いつでもお待ちしております^^
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