【こんな生徒さんは伸びる!】ピアノの上達がはやい人の特徴4つ。

こんにちは☀️
こんばんは🌙
お疲れ様です💨
オーストリア在住ピアニストえりょんです。

今日は「ピアノの上達がはやい人の特徴」
という題で文を書いてみようと思います。

こんな生徒さんは伸びる!ピアノの上達がはやい人の特徴4つ

自分自身のピアノ歴(出会った人々含め)、
これまでレッスンさせていただいた生徒さん。

ここからの実感として、
今日はお話させていただきたいと思います。

少しでもご参考になれば幸いです☺️

大きく4つの特徴が見られる

1.練習に必要なだけの「時間」がある

今のお子さんは、学校以外にも塾や部活、
ピアノ以外の別の習い事など…
他にも色々なことで結構忙しいです。

練習の時間が取れなければ、
当然ですがその分上達のスピードは
個人差はあれど遅くなりますよね。

そうそう、今回コロナによる自粛で
学校が休校になり、塾もなくなり、
部活なんてものも当然ありません。
時間が出来たから練習時間を確保出来て、
レッスンの度にグングンステップアップした!
なんて子が数名いました。

普段忙しくてなかなか練習時間を確保出来ない
生徒さんによく見られた兆候でした。

やはりある程度時間をかけることは
大切だと実感しました。

2.練習やレッスンに親御さんが参加される

親御さんがレッスンに同席する
親御さんが普段の練習を見守る

これ、とても重要です。

レッスンの同席は毎回でなくても構いません。
練習も、隣に座って一緒に練習!みたく
付きっきりでなくてもOKです。
(むしろこの2つ、やると
 生徒さん本人は嫌がる事多いかも😅)

子供は自分自身を律することが大人に比べて難しく、集中力も散漫。
生徒さん一人の力で継続的にピアノと向き合うには
ハードルが高い🏔ことが多いです。

レッスンの内容を親御さんが解っていらっしゃる

家での練習の時間帯は
空間を共有できる距離から様子を見守る

こんな感じで、親御さんがいつでも生徒さんを
いざなって、導いてあげられるところから見守る

これがとても大切になります。

ちなみに私の母の場合ですが、
レッスンは放置。(たま〜〜〜に付いてくる)
練習は毎日見守る。
このスタンスでした。
今思うと、レッスンに毎回ついて来られていたら
今よりもっと上達していたかな?とも思うし、
「ついて来ないで!」と
ピアノを辞めていた可能性もあるなと。

結果は今でもわかりません(笑)

3.毎日練習できる

ハイキター
やっぱりソレ言いますか。

と思った方?!?!

はい、申し上げます。

ほぼ断言して良いかと。

私のこれまでの知見から、
練習する子が伸びますね。

これについては多くを語ることも
無いと思いますので、

少し検索したら沢山出て参りました
格言✨たちを引用したいと思います。

最初から上手な人なんておりません。地味な練習の繰り返しのなかでキラリと光る持ち味を見つけだし、それを伸ばし育てる(羽田登喜男)

そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。 でも、その努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか(イチロー)

質の良い練習を繰り返すことが重要(筒香嘉智)

世界で一番練習した人間が一番になる(太田忍)

・・・

キリが無くなりそうですのでこの辺で☺️

Google先生に訊けば沢山出てきますので、
もっと見たい方は検索バーへ let’s go〜
(当ブログの下方にもあります、検索バー。)

4.生徒さん本人がピアノを好きである

最後はやっぱりこれ。
もう本当…これに尽きますよね。

毎日の地道な練習が、
目的のための手段であってはなりません。

練習そのものが楽しい

この境地で毎日
ピアノに向かう事が出来る子は最強です。

こんな子がグングン伸びるのは当然ですよね。

好きこそものの上手なれ

またまた
興味深い格言を見つけましたのでどうぞ。

人にさせられた練習は努力とは言わない(茂野吾郎)

たとえ努力(練習)が得意な子でも、
それが自発的なものでない以上
実態(中身)の伴わないものである

そんなように私には受け取れます。

この4つに当てはまらない人も心配しないで

「うちの子は他の習い事や塾もあって忙しいから当てはまらないわ」

「うちは共働きだし子供に付いていられる時間が少ないから難しいかも」

「毎日練習するのが良いとわかっていても、実際に気の向かない子供を毎回説得してピアノに向かわせるのは疲れるわ」

「みんながみんなピアノや音楽を好きとも限らないから、そう言われてしまうと元も子もないなぁ…」

と、色々な思いがあって当然だと思います。

これらはピアノを習うお子様と保護者さんの
いわば “あるある話” で、日々のレッスンで
多くの方が実際に悩んで向き合っておられるの拝見します。

もちろん子供の頃の自分にも
当てはまる部分があり、共感もいたします。

でもだからと言って決めつけて、
可能性を制御してしまうのは非常に勿体無い。

実際やっていくうちに段々と見えてくるもの、
掴めてくるものがきっとありますよね。

回り道をする中で得られるものも沢山あります。

私の敬愛する師匠の言葉を借りますと、

「すぐ弾ける子、すぐ出来る子は、
 以降それだけの事も多かったりするのよ」

当時の私はこんな言葉をいただいた訳です。
もし私が何でもすぐ出来ていたら、
聞けなかった言葉だと思っています(笑)

では具体的にどの様な事でカバーしていけるかというと、

私の経験上

レッスンの中身の充実

これがものを言うと強く感じています。

毎回のレッスンで、

音楽やピアノの楽しさ

出来た事への満足感や充足感と、それを通して生まれる次の課題へのやる気・気込み

コツコツ取り組む事の習慣化

コツコツ着実に進歩する事への実感

その努力や成果を認めて褒めてもらえる喜び

音楽についての意見を自由に出し合い、想像力を広げる楽しさ

・・・

これらを得る事ができれば、
上達はご本人のスピードで着実にして行くものと考えています。

毎回レッスンが終わるたび、
「次も頑張ろう」
「早く帰って練習したい」

こんな気持ちになれたなら、もうこちらのものです。

私自身、子供の頃のレッスンでは
師匠の素晴らしさや音楽の良さに魅せられ、
「一刻も早く帰って練習したい!」と
毎週のレッスン後にはよく思ったものです。

音楽の素晴らしさを教えてくれたのはいつも師匠(先生)でした。

日頃のレッスンでは自分もそうあれる様、日々努めています。

ピアノの上達がはやい人の特徴

如何でしたでしょうか☺️

色々書きましたが、
一言で「はやい」と言っても、
何分比較対象あってのものです。

どうせなら比較をするよりも、

自分としっかり向き合い

自分のペースを把握して

地道にコツコツ

取り組んで行けたなら素敵ですね☺️

ウサギと亀の、亀さんになりましょ☺️☺️

それでは今日もよい音楽を。
いつもご覧いただきありがとうございます。

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