【ピアノ練習法】譜読みの方法〈トレーニングと上達するコツ〉え?そんなことするの?意外なやり方
こんにちは☀
こんばんは ☽
ピアノ弾きの姜 愛玲(かん えりょん)です。
さぁ、お待ちかね!(唐突
本日より
ピアノ練習法シリーズ
の始まりです。
ピアノ練習法 譜読みの方法について
クラシックのピアニストは
いつも曲をどのように仕上げているのか
譜読みから暗譜に至るまでにやっている事を、
このブログで少しずつお話して行けたらと思います。
お子さんや大人の方
初心者の方
独学で頑張る方も
どこかでお役に立てていただけたなら
これほど嬉しいことはございません。
では早速。
こんなのはNG! 皆さんはいつもどのように「譜読み」していますか?
曲を仕上げるまでの道のりの
入り口である
譜読み
皆さんはどのようにして
始めていらっしゃいますか?
「え?譜読みに始め方なんてあるの?」
なんて声も聞こえそうです☺️
「う~ん、とりあえず、ゆっくり弾き始めます。」
「そうだな、いきなり両手は厳しいので、片手ずつ弾いてみます。」
「ちょっとずつ区切って(例えば4小節1かたまりで区切るとか)、そこが弾けるようになってからだんだん次に進みます。」
色々あるかと思います。
・・・
が、
しかし!
私はこれら、
どれも NG だと思っております。
つい先日も、自分の生徒さんに
口酸っぱく言ってしまいました💦
では、どうすれば良いのでしょう?
結論から申し上げます。
まず、弾く前に楽譜を “読んで” ください。
(この写真、楽譜ではありませんがイメージにピッタリでしたので☺️)
皆さん、「譜読み」って
❛譜❜ を ❛読む❜ と書きますよね?
はい、そうです。
その通りです。
その通りにすればよいのです。☺️
以上。(完)
で、終わる訳にはいきませんよね…
分かってます。
ええ、分かっておりますとも。
以下、理由を述べさせていただきますね。
【理由①】弾き始める前に楽譜を読み、曲の全体像を掴むことが重要
と思うのです。
楽譜をじっくり見ながら
自分の出したい音をイメージしつつ
あたまの中で楽器を鳴らす。=脳内演奏する。
その際、
弾いている時の体の状態と
(姿勢や腕の動かし方)
出来ればどの指を使うかまで
シミュレーションする
(そこで楽譜と違う指使いならその場で書いておく)
とまぁこんな感じで先に楽譜を ❛読み❜ 切ってしまいましょう。
【理由②】①をせず闇雲に弾き始めると、ゴールまでの道を間違える = 時間を無駄にする
こうして先に頭の中に理想像を作っておく事で、
その後実際に弾いていく段階で
より自分の音を聴けるようになります。
だって頭の中にあるのは
理想の音
で、
実際自分が出す音は、
理想とはかけ離れた違う音
である事が殆どだから。
(あれコレ私だけ?笑)
弾きながらその場で理想と現実の乖離に気づき、
その場で修正を重ねて行ける事。
これが譜読みの理想✨です。
読譜能力が追いつかず、見るだけでは分からないという方へ
とは言え、
いや、ソルフェージュ能力無いんで、
楽譜見ただけでは頭の中に音楽なんて鳴りません。
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
大丈夫です!
大好きな演奏家の録音を聴きながら
譜面を追ってみても良いと思います。
あまり聴きすぎるとその後のご自分の演奏が
単なるコピーみたく成りかねないので程々に☺️
自分の中から音楽が出てくることが
何より大切だと思うので✨
そういう私も、
学生の頃は先生という道しるべに多くを委ねたまま、
闇雲に音符ばかりを追っていました。
完全に ❛ 弾き ❜ まくってました。
(いやそんな言うほど弾いてないな💦)
この方法は、
やると決めたその日から
時間をかけることにより、
少しずつ習得して行ける スキル です。
私のブログでは、
「たったこれだけ」だったり
「これさえやれば」だったり
「簡単ステップ」のような
易しい方法はご紹介出来ないかもしれません。
簡単に積み上げたものは
簡単に崩れるし、
基本的にそれだけ中身も伴わないものだと思っております。
まとめ 今日からでも始めよう。「楽譜を見る」作業。
ですので皆さん、
今日からでも始めましょう。
弾かずに楽譜を“読む“ 作業 ☺️
昨日より今日が、
今日より明日が、
少しでも佳い一日と成りますように
そう願って今日はこれにて失礼いたします。
今日もよい音楽を♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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