【ピアノ演奏】本番が怖い!失敗しないためには?本番に強い人になる方法や本番前の過ごし方・練習・食べ物は?
こんにちは☀️
こんばんは🌙
そしてお疲れ様です💨
オーストリア在住ピアニストのえりょんです。
本日のテーマは
ピアノの本番前対策
です。
試験・発表会・コンクール・演奏会…
ピアノの本番って色々あります。
そのどれもが、きっと皆さん緊張しますね。
もちろん私も^^
今日はそんな本番前の “緊張” に
どのように対応するか
書いてみたいと思います。早速参りましょう☺️
- 1. 【ピアノ演奏】本番が怖い!失敗しないためには?本番に強い人になる方法や本番前の過ごし方、練習や食べ物は?
- 1.1. 「本番が怖い」
- 1.2. 「弾き始めると手が震える、指が動かない」
- 1.3. 「ステージに上がると頭が真っ白になる、暗譜を忘れる」
- 2. 本番が怖いってどういうコト?
- 3. 失敗しないためには?
- 4. 本番に強い人になる方法は?
- 5. 【3つの結論】
- 5.1. 恐怖の原因を探ってしっかり対処しよう
- 5.2. 「失敗」ではなく「経験」。胸を張って弾いてこよう
- 5.3. 緊張は当たり前。拒絶・克服しようとせず、だた認識しよう
- 6. 【おまけ】私の本番前の過ごし方
- 6.1.1. 🦉二日前
- 6.1.2. 🦉前日
- 6.1.3. 🦉本番当日のマインド
【ピアノ演奏】本番が怖い!失敗しないためには?
本番に強い人になる方法や本番前の過ごし方、練習や食べ物は?
「本番が怖い」
「弾き始めると手が震える、指が動かない」
「ステージに上がると頭が真っ白になる、暗譜を忘れる」
このように緊張から来る症状(?)は色々あると思います。
私自信もちろん経験がありますし、
だからこそ共感もできます。
手が震えるような感覚、脚までも…
そんな状態になるのを想像して怖くなる
本番では頭の中が真っ白、舞台で一体
何を弾いて来たのか覚えてないくらい^^;
本番で感じるこの「怖い」という感覚、
先ずはこれについて考えてみましょうか☺️
本番が怖いってどういうコト?
漠然とただ「こわい」だけでは
対処の仕様がありませんので、
一体「何がこわいのか」
これを突き詰めて考えてみましょう。
胸に手をあて、自分の心に問うて、
怖さの原因を探ってみる。
探れましたか?
探れたら、それへの対処をします。
納得いくまで。
と、書くのは簡単ですね。
それができるならどんなに早いか。
でもやはり、これに尽きる と思うんです。
例えば
「人前で弾くのが苦手だから怖くなる」
「ちゃんと弾けない部分があって
そこが上手くいくか不安だから怖くなる」
「暗譜が飛んでしまわないか心配で怖くなる」
・・・
ざっと上げてみましたが、
原因は他にも色々あると思います。
「こんな演奏で人にどう思われるかな…,」
と、周りの評価を気にして怖くなる
とか?(^_^*)
考えを巡らせて怖さの原因がわかれば、
あとは対処をするだけです。
人前で弾くのが苦手なら、
→本番までに人前で弾く練習を沢山する。
弾けてない部分があって不安なら、
→何としても弾けるようにするか、
そもそも本番までに弾けるようになる曲を選ぶ。
暗譜が心配なら、
→あらゆる角度から徹底的に暗譜する。
またはそれが出来ない
(自分の頭が理解出来ない)曲を選ばない。
こんなふうに 対処 して行くのです。
行動で原因についての対処をする
頭でわかっていても、
しっかり行動に移せることが
本当の意味で大切ですよね。(あぁお耳がイタイ)
失敗しないためには?
次に「失敗しないためには」ですが、
これ、そもそも
「失敗」という“捉え方” そのものを
変えてみると良いのかなと、私は思うんです。
“失敗” と書くとどうしても
マイナスのイメージが浮かびますが、
失敗 = 経験
だと思うんですよ。
もし本番で勇気を出して弾き切ったのなら、
上手く行こうが行かなかろうが、
それはあなたの立派な “経験” になります。
経験は宝物。
行動することがどれだけ尊いか。
まずは行動した自分を誇りましょう。
それでももし、
このせっかくの経験を
失敗と捉えてしまいがちな方がいるとしたら…
ひょっとして理想が高すぎやしませんか?
物凄い上手な人と自分を比べたりしていませんか?
または素晴らしい演奏が
どのようなものか分かるからこそ、
自分との差を考えて凹んだりしていませんか?
人にどう思われるかを、気にしたりしていませんか?
↑実はこれ、全〜部 過去の自分です。
ハイこれ、
完全に無駄
ですよね。
なので
今日
今この瞬間から
即刻
やめてしまいましょう😉
他人と自分を比べる事ほど
無意味なことはないと思うんです。
あとは “人がどう思うか” などの
自分以外のあらゆる事はコントロール出来ません。
どれも考えるだけ無駄ですね😉
まずは良いも悪いも、
等身大の自分をしっかり受け入れる。
とても大切ですよね。
意識は自分にだけ、フォーカスしましょう。
本番に強い人になる方法は?
まず、本番で緊張しない人っているのかな?
ほとんどいらっしゃらないのでは…
少なくとも私は聞いた事がありません。
どれだけ場数を踏んでも、
それなりの緊張はすると思います。
しょっちゅう人前で演奏している私の大先輩や、
有名ピアニストたちでさえ、皆そう仰います。
もちろん例外もあると思いますが。
あのアルゲリッチでさえ、
出演前の舞台袖で
「わたし今日は弾けない」なんて
駄々をこねる事もあると聞きます☺️
だって一発勝負ですもの
みんなが自分を見て、聴いているんですよ?
考えれば考えるほど緊張します。
私も、何でこんな事やってるんだろう…と
出番前の舞台袖で何度思った事か!!!
緊張は避けて通れない。
なのでこれは、
「どれだけ緊張と上手く付き合えるか」
ということになってくるのかなと思います。
緊張はして当然
「今日も順調に緊張しているな〜」
くらいの気持ちで。
「お、今日もアイツ(緊張クン🕶)がやって来たぞ」
くらいの当たり前感で ^^;
緊張を
跳ね除けず、戦わず、迎え入れる
もし迎え入れるのが難しければ、
ただそこにあるものとして、存在を認識する
これだけでもOKではないでしょうか。
【3つの結論】
恐怖の原因を探ってしっかり対処しよう
「失敗」ではなく「経験」。胸を張って弾いてこよう
緊張は当たり前。拒絶・克服しようとせず、だた認識しよう
と、3つの結論が今日のまとめになります。
本番対策については他にもいくつか。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
↓ ↓ ↓
最後に私自身の ”本番前の過ごし方“ を
ご紹介して、終わりにしたいと思います。
【おまけ】私の本番前の過ごし方
🦉二日前
✅バランス良く栄養ある食事を3食しっかり取る。
(この日の食事が本番当日のエネルギー源に。)
✅普通にガンガン練習。
気になる部分やもっと深めたいところを。
こういう練習はこの日が最後。心おきなく。
✅当日の持ち物準備とチェック
(前日にはやらない。)
🦉前日
✅夜しっかり寝るために早起き
朝型人間じゃないため意識してます。
✅練習は全曲全部分(可能な範囲で)を
少しゆっくり目に、
タイピングのようにカチカチ弾く。
この日は打鍵と頭の回路の最終確認のみ。
筋肉疲労を起こさない程度に軽めの練習。
✅パートナーがいる演奏会の場合、
極力前日に合わせは入れない。
(弦楽器とのDuoや室内楽アンサンブルの場合、前日合わせを希望するプレイヤーもいます。ピアニスト個人的には多くの音を処理するための脳内回路を保つため前日は合わせないことを意識しています。)
✅軽めでもいいから必ず運動する。
✅どんなに時間があっても眠くても昼寝しない。
✅食事は朝昼は好きな物を食べる。
夜は消化に良く栄養ある物(お魚や鶏肉)を
バランス良く腹八分目。
✅質の良い睡眠を8〜9時間とる。
🦉本番当日のマインド
お客様に 心を開いて 音楽をお届けする。
♪
と、ここ数年は大体こんな感じです。
本番前の過ごし方は
人によってそれぞれだと思いますので、
あくまでご参考まで^^
本番まで納得いく練習をするための練習法について、他にもいくつか書いております。
ピアノ練習法🎹 記事一覧ページへ↓
(現在36記事)
https://akpianoforte.com/category/blog/practice/
練習法については今後も更新予定です。
また遊びに来ていただけましたら嬉しいです☺️
それでは今日もよい音楽を☘️
最後までお読みいただきありがとうございました。