【ピアノ練習法】集中力アップのためには?集中力がない、続かない方へ。

こんにちは☀️
こんばんは🌛
ピアノの姜 愛玲(かん えりょん)です。

コロナショックで少し仕事が減り時間が出来たので、
今日は前倒しで仕事をひとつ済ませました。
まだだいぶ先の本番ですが、控えている曲のアナリーゼ(分析)を。
曲はベートーヴェンの後期のとある作品。

私のブログをお読みいただいている方でしたら
これが何を意味するか、もうお分かりですよね😉
そうです。「譜読み」です。
ピアノを弾かずに楽譜を ”読む“ 作業です。
まだの方、よろしければこちら↓をご覧くださいませ☺️

いや〜凄いです。ベートーヴェン。(当たり前
音楽を構成という枠にきちんと納めながら

どこまでも美しい

細部に様々な趣向や試みが宿っているのだけれど
秩序の中に丁寧に、緻密に組み立てられている

これぞ即ち

古典の美

ですね。

こういう話になると常々思いますが、
楽譜が残っているって本当に有難い事です。
楽曲分析は、作曲家の手紙や日記を読んでいるかのような
何ともほっこり 温かい気持ちにさせてくれます☺️

ベートーヴェンは、またこれが
曲の随所に人間味を感じられる作曲家でして、
「これ書き間違えっしょw」
「うんうん分かり味深し」
「わかった、わかったからもうそれはいい 汗」
などなど、譜面を見ながら勝手に合いの手を入れてしまう事も多々あります。(謝

クラシック音楽という、
世間から見ると
ともすれば
化石?!考古学?!(行き過ぎ
ともとれるであろう
(業界ど真ん中にいる私はその様には勿論1ミクロンも考えませんが…時にはメタ認知も必要でしょう。語弊を恐れず敢えて文字にしてみます😉)
古典音楽を現代に追求する醍醐味は、ここにあると私は考えます。

結局のところ
一番楽しくて幸せなのは、
この譜面と向き合っている

私自身 💕

だと思っています。

演奏会にしても、レッスンにしても、
恐らくやっている(弾いて、お教えしている)本人が一番楽しいです。
だって、その曲の髄まで探究して、感じ、味わい、
その時空においてはそこに可能な限りアプローチした自負と、
最大限の敬意を払い、
弾く(お教えする)んですもの。
※どちらもお客様あってのお仕事。勿論自分が楽しい一点の限りではございませんが念の為。

・・・

おっとっと(我にかえった
これでは
前置きが止まらなくなりそうなので
この辺で強制終了します。(ち〜ん😢
機会があればまた、お付き合いくださいませ。

今日のテーマは集中力です。

「なかなか集中できない」
「すぐ気が散っちゃうのよね」
「今日の練習、成果あったかな…」

などなど、練習時間を多くとる事の多いピアノ弾きの皆さん、
ご覧いただけましたら幸いです。

ピアノの練習で集中力を上げるためには

今日も変わらず結論から申し上げます。
今回は結論と言うより、
私自身が実際行っている事ですね^^

①本番から逆算してタスクを細かく決める
②環境を整える
③時間や回数で区切らず練習
④コーヒーを飲む
⑤集中力を落とすものを遠ざける

私が実践しているのはこの5つです。
それでは細かく見て行きましょう。

①本番(締切)から逆算してタスクを細かく決める

本番が無ければ本番じゃなくても良いです。
毎回のレッスンも、上手く使えば締め切りに設定出来ると思います。
締め切りから逆算して、いつまでに何を完了すべきかを明確にして、
更に細かく、その日の練習の目的を決めます。
自分の能力を正しく把握する力が鍛えられますし、
上手く逆算する事ができれば気持ちにも余裕が出来てオススメです。

②環境を整える

自分が集中しやすい環境を整えます。
私の場合、まとまった時間と、一人になれる環境を作ります。
ま、言わば引きこもるわけです。

③時間や回数で区切らず練習

ピアノの練習はクリエイティブな作業ですので、
時間で区切るとクオリティーが下がります。
終了時刻が迫る毎にそれが気になって意識散漫になるので、
集中したい練習内容の日、私は絶対に時間で区切ることをしません。
自分の頭が納得するまでが、結果的にその練習に必要な時間だからです。
あと、これはもう流石にあり得ませんが、
”今日は○回弾く“みたいな練習もしません。
勿論、1回1回考えて試す→改善ならこの方法も問題ないと思いますが、
あくまで私にとって回数のカウントは意味の無いものだからです。
時間や回数で区切らずに、決めたタスクを完了するまで黙々とやります。

④コーヒーを飲む

そうは言っても、どうしても落ちて来てしまうのが集中力。
だから皆様もこれを読んで下さっているのですよね。
この辺で愛用アイテム、コーヒーの登場です☕️✨
コーヒーは私の仕事の優秀なお供です。
ブラックか、牛乳または豆乳を入れて飲みます☺️
カフェインの取り過ぎに注意しましょう。←自分に言ってます

⑤集中力を落とすものを遠ざける

これは言わば私の「儀式」です。
本当に集中したい練習の日は、
・インターホンをオフ。
・スマホを自分から出来るだけ遠い場所に隠す。
・パソコンの電源をコードから抜いて直ぐには使えない状態にする。

完全に「迷惑」ですね(笑)
もはや弁解の予知無し。
申し訳ございませんとしか、言いようがありません。

あ、ちなみに私のスマホは、全通知OFFがデフォルトです。
ブルりもしません。
でも先日誰かが言ってくれてました。

「ピアノの人って返信遅いよね」(感謝🙇‍♀️

そう言う事なのだと、何卒ご理解いただけましたら幸甚です…

(仕事など、必要な連絡はちゃんと通知設定🔔しています。)

以上です。

最後に。

夢中

に勝る集中力は無いと思いますので、
是非心動く曲、素敵だな〜と思う曲や、好きな曲に取り組んでくださいね。
これについても過去記事を書いております。
よろしければ↓ご覧ください。

それでは今日も良い音楽を♪
お読みいただきありがとうございました。

●お知らせ
オンラインレッスン🎹
>バーナムピアノテクニック2
【バーナムピアノテクニック2巻グループ5〜2.ポールをおりよう】ブログでYouTube・動画解説で練習効果UP♪
>バーナムピアノテクニック2
【バーナムピアノテクニック2巻グループ2~7.手まりあそび】ブログでYoutube・動画解説で練習効果UP♪
>バーナムピアノテクニック2
【バーナムピアノテクニック2巻グループ4~1.深呼吸】ブログでYoutube・動画解説で練習効果UP♪ミュージックデータ
●Blog
【本場を知り演奏に深みを】悲愴や月光、運命…傑作を生んだウィーンの街並みからベートーヴェン作品解釈のヒントを得よう①〔ウィーン中央墓地〕
●Blog
【ピアノが上手い人の特徴】練習の仕方から違う!?練習方法のコツをマネてみよう♪
●Blog
【必要!ピアノ初心者・大人・独学・上手くなりたい方におすすめの本】和声法がさくさく理解できる本 参考書/入門書