【ピアノ練習法】ゆっくり弾く練習の意味とは?ゆっくり弾けない方や、苦手な方へのアドバイス
こんにちは☀️
こんばんは🌛
ピアノの姜 愛玲(かん えりょん)です。
毎日本当に雨が多くて、
ともすると気分まで下向きになりそうな
今日この頃。
私は気候の変化を体に受けすい体質なため
(というより日頃から外界の色々な変化に敏感な体質。音楽家っぽいでしょ😆)
こういう時期の体調管理はより大切です。
そんな中、昨日今日とやっと晴れ模様。
やっぱり気分もスッと明るくスッキリしますね☺️
その気分のまま、
元気いっぱいサクサク過ごしたいと思います。
本日のテーマは
ゆっくり弾く練習
です。
ピアノ ゆっくり弾く練習について
皆さんは、ゆっくり弾く練習、なさいますか?
私はします。
結構します。
いえ、欠かせません。
今日のお話はこんな方々にお読みいただければと思います。
- ゆっくり弾く練習の意味が知りたい方
- ゆっくり弾く練習の効果を知りたい方
- 速い曲など、ゆっくりにすると弾けない方
- ゆっくり練習のコツが知りたい方
では参りましょう。
ゆっくり弾く練習の意味
レッスンで先生に
「この部分、ゆっくり練習して来てね」
と言われて、
「何でゆっくり練習するの?」
と思うことのある方、いらっしゃいませんか?
元気で活発なお子さんなんかは、
ゆっくり弾く練習が苦手なことも、ままあります。
だってゆっくり弾くと、
曲の感じ方が変わってしまい、
曲を弾いている感覚も薄れますよね。
ある意味で 練習を”楽しんでいる“方にとっては、
この作業、苦痛に感じる方もいるかもしれません。
ではなぜゆっくり弾くのか。
それはですね、
頭と体が曲を隅々まで理解するため
です。
ゆっくり弾く練習の効果
ゆっくりの練習ができるようになると
頭と体が曲を隅々まで理解出来るようになります。
まずは頭から。
頭は楽譜に書かれた内容
ここではとくに
音符・休符のひとつひとつを
丁寧に逃さずキャッチします。
耳で聴いた音を
脳のメモリーに刻み込んでいくような感じです。
そして体。
体は打鍵すべき音をひとつ残さず
丁寧に弾いて行きます。
このときの動作を体全体に刻み込み、
それを感覚として覚えて行きます。
こうすることで、
曲のどの部分も疎かにせず、
丁寧な演奏が出来るようになります。
テンポの速い曲などをゆっくりにすると弾けなくなってしまう方
いますいます。こういう方。
(昔の自分と、たまにいらっしゃる生徒さん☺️)
この現象はですね、
通常のテンポの練習で、細かいところが頭に入っていない
いわゆる ”ざっくり練習“ のような
状態になっている方に多いです。
こういう方々は、
「ちょっとそこの所、ゆっくり弾いてみて」
と言うと、途端に弾けなくなってしまいます。
あれ?あれ?と
その部分を数回トライして
ゆっくりでは弾けないので、
一旦通常のテンポに戻して弾いて
↑この状態、「流し弾き」と私は命名しています☺️
またゆっくり弾こうとするけれど、
やっぱり弾けない。
曲の細かい部分が頭に入っていないため、
体(手・腕・上半身・脚)にも
上手く命令を伝えることが出来ないんですね。
これでは演奏の土台が貧弱ですので、
ちょっとした事ですぐに弾けなくなってしまいます。
あら、大変。
すぐにでもゆっくり練習を取り入れて、
上手に出来るように、慣れる事から始めましょう☺️
ゆっくりの練習で気を付けるべきこと
ゆっくりの練習には、
気を付けるべきポイントがあります。
それは、
テンポはゆっくりでも、動きは通常のテンポと同じにする
これです。
これ、とっても重要です。
とっても重要です。(2回目)
ゆっくりにした途端、
体や指の動作が通常のテンポで弾いている時から
全く変わってしまう – 全然ちがう動きになってしまう
こんな方がいらっしゃいますが、
これでは意味がなくなってしまいます。
通常のテンポで弾いている時と
同じ動きでゆっくりの練習をするからこそ、
この練習の効果が発揮されます。
よろしいですか?
この部分、今日の最も大事なポイントですので、
しっかりお気に留めていただけましたらと思います☺️
如何でしたでしょうか。
ゆっくりの練習が正しく出来るようになると
演奏に安定感がグッと増しますので、
苦手な方も是非チャレンジして
この練習法、マスターしていただけましたら幸いです。
それでは今日もよい音楽を。
いつもご覧いただきありがとうございます☺️
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